忌野清志郎の音楽はなぜ今も時代に刺さるのか デビュー50周年を機に、ロックで“メッセージ”を伝え続けた軌跡を辿る
2020年、忌野清志郎がデビュー50周年を迎えた。それを記念して清志郎のYouTubeチャンネルが開設され、忌野清志郎…
51年生まれの人間国宝、忌野清志郎御大率いる3ピース・バンド。相変わらず猛烈にロックっす! 軋轢まくってます。摩擦係数高いっす。清志郎ほどロックにこだわる男は、世界中のどこ探したっていないだろう。
ラフィータフィー名義としては、00年に十字架シリーズの第2弾『夏の十字架』を発表。そして同年早くも第3弾『秋の十字架』をリリースしている。味わい深いルーツ・ロック・サウンドの上を光り輝きながら流れゆく、煽動的かつシニカル、そして愛と怒りに満ちた言葉たち。それらは我々の日和った心にグサリ突き刺さるようだ。——RCサクセションから、タイマーズ、リトル・スクリーミング・レヴューを経て、現在にいたるまで、ずっと変わらない。
2020年、忌野清志郎がデビュー50周年を迎えた。それを記念して清志郎のYouTubeチャンネルが開設され、忌野清志郎…