ムーラボとPFFに見る、日本映画の多様性

商業映画が太刀打ちできない作品も 「MOOSIC LAB」と「PFFアワード」に見る、日本映画の多様性

シネコンの隆盛とリーマン・ショックによる経済情勢の変化が、大作と低予算作品の二極化を進めた結果、映画は“多様性の危機”に瀕してし…

窪塚洋介のキャリアと日本映画の大きな変化

窪塚洋介の“全盛期”はいま訪れようとしている? そのキャリアと日本映画の大きな変化

まずは1989年までさかのぼりたい。  この年、北野武『その男、凶暴につき』、阪本順治『どついたるねん』というふたつの初監督作…

『夜空はいつでも~』映画化成功の理由

『夜空はいつでも最高密度の青色だ』映画化はなぜ成功したか? 石井裕也監督と孫家邦Pのつながり

監督の石井裕也いわく、最果タヒの詩集を映画化するという企画は、リトルモア代表を務めるプロデューサー孫家邦の「無茶ぶり」だったらし…

注目すべき“90年代生まれ”の監督たち

注目すべき“90年代生まれ”の監督たちーー中村祐太郎、甫木元空らは新たな監督像を築き上げるか

さて、前回は1980年代後半生まれの映画監督たちを取りあげて、彼らが目指そうとしている新しさについて考えてみたけれど(参考:注目…

注目すべき“80年代生まれ”の監督たち

注目すべき“80年代生まれ”の監督たちーー映画作りの中心を担う層が変化した2016年の日本映画界

そろそろこの1年を本格的に振りかえる時期になってきた。2016年の日本映画が活況を呈していたとすれば、それは質の高い作品や大小含…

山下敦弘と李相日の15年(後編)

山下敦弘と李相日の“奇妙な一致”ーー両監督の15年から探る、日本映画の分岐点(後編)

山下敦弘と李相日が監督デビューした2001年、その後の青春映画の流れを大きく変えるエポックメイキングな作品が公開された。矢口史靖…

山下敦弘と李相日の15年(中編)

山下敦弘と李相日の“奇妙な一致”ーー両監督の15年から探る、日本映画の分岐点(中編)

新作『オーバー・フェンス』『怒り』が奇しくも同日に公開される山下敦弘と李相日は、2001年にそろって監督デビューするとすぐさま高…

山下敦弘と李相日の15年(前編)

山下敦弘と李相日の“奇妙な一致”ーー両監督の15年から探る、日本映画の分岐点(前編)

山下敦弘監督の新作『オーバー・フェンス』と李相日監督の新作『怒り』は、いずれもふたりのフィルモグラフィーを更新する、それぞれの最…

門間雄介が“暴力”を題材にした映画を考察

『日本で一番悪い奴ら』『ケンとカズ』『クズとブスとゲス』 門間雄介が“暴力”を題材にした映画を考察

暴力を題材にした映画が近頃多い。『アイアムアヒーロー』『ヒーローマニア-生活-』『シマウマ』『ディストラクション・ベイビーズ』『…

門間雄介が『オオカミ少女~』のヒットを分析

『オオカミ少女と黒王子』なぜヒット? 少女マンガ原作映画の流行と廣木隆一監督の演出術から探る

二階堂ふみ、山﨑賢人主演『オオカミ少女と黒王子』が興収20億円を見込むヒット作になっている。  『別冊マーガレット』に連載され…

門間雄介が“ヤバい”映画を分析

『ディストラクション・ベイビーズ』&『ヒメアノ~ル』、門間雄介が“ヤバい映画”を分析

真利子哲也監督、柳楽優弥主演『ディストラクション・ベイビーズ』が絶賛されている。 「面白い映画ができました」  試写の前、真…

門間雄介が『セーラー服と機関銃』などを語る

『セーラー服と機関銃 -卒業-』『ちはやふる』……門間雄介が“女性の映画”に携わる才能を分析

『さよなら渓谷』『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』など、近年評価の高かったこれらの作品の影には、つねに彼の存在があった。脚本…

門間雄介が横浜聡子ら若手監督を語る

「これからの才能があちこちで産声をあげている」門間雄介が“日本映画の新世代”を探る連載開始

1月8日、アップリンクの東京上映最終日に観た『孤高の遠吠』は、噂にたがわず、とんでもなくでたらめで、とんでもなく面白い映画だった…

園子温が語る、日本映画の戦い方

園子温が語る、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に負けない日本映画の戦い方

エッチな妄想が渦巻く高校生たちの日常を、放送コードすれすれの表現で描き出した大人気テレビシリーズ『みんな!エスパーだよ!』が映画…