山田杏奈、動物たちとの“共演”で広がった表現 「助けられて成立するお芝居がある」

山田杏奈、25歳で“動物との共生”を実感

 北海道の大自然を舞台に、獣医師を目指す若者たちの成長と“いのち”との向き合い方を描いたドラマの続編となる『リラの花咲くけものみち2』(NHK総合)。前作に引き続き、主人公・岸本聡里を演じる山田杏奈に、待望の続編決定の心境から、聡里の成長、動物たちとのふれあい、そして俳優としての現在のモチベーションまでたっぷりと話を聞いた。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

シーズン2の制作発表には「本当にやるんですか!?」

――『リラの花咲くけものみち2』の制作が決まったときの率直な心境を教えてください。

山田杏奈(以下、山田):前作が終わったときに、プロデューサーさんと「ぜひシーズン2もやりたいですね」とお話ししていたんです。ただ、そうは言っても、続編が実現することは決して多くはないので、最初は「本当にやるんですか!?」という驚きとうれしさがありました。観てくださった方からも「よかったよ」「めちゃくちゃ泣きました」といったお声をいただき、素敵な作品に出演できて本当によかったと感じていました。

――今回も撮影はほぼ北海道で行われたそうですね。山田さんはいろいろな作品で北海道で撮影をされていますが、やはり縁を感じますか?

山田:本当にお世話になっています。とても素敵なところですし、空気も綺麗で。今回は冬の撮影だったのですが、私自身もだんだん寒さに対する覚悟ができてきました(笑)。

――シーズン1とシーズン2で、物語として大きく異なるのはどんな点でしょうか?

山田:シーズン1は、大学に入学して仲間になっていく過程や、それぞれがやりたいことを見つけることが大きなテーマでした。シーズン2では、第2回でみんなが卒業して社会人になり「思っていた通りにいかない」という壁に直面します。そうした社会の厳しさという要素も加わったシーズン2になっていると思います。

――改めて聡里を演じる上で、役作りとして意識して変化させたことはありますか?

山田:綾華をはじめとする友人たちに対して、「もう遠慮しなくていいんだ」と理解している、気心の知れた仲間に囲まれている聡里、ということを少し意識しました。ただ、動物のことになると「これだから聡里は」と言われてしまう部分は変わっていません。その変わらない部分を持ちつつ、全5回の中で「成長した部分をどう見せられるか」を考えながら演じていました。

――山田さんご自身もご実家で犬を飼われているそうですが、今回の撮影で動物に対する接し方に変化はありましたか?

山田:実家には、私が中学生のときから一緒にいる13歳になる犬がいます。犬を飼っていることで、動物への愛情や接し方はある程度理解しているつもりでしたが、本作で牛や馬を相手にすると、また全然違って。それでも、根底にある「かわいい」と思うような気持ちは同じで、聡里を演じてから、より動物が好きになりました。

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