『告白』“爽太”松村北斗ד麻里子”岡崎紗絵の関係に進展も 第2の被害者はミスリードに

『告白』爽太×麻里子の関係に進展も

 8月1日に放送された『告白-25年目の秘密-』(日本テレビ系)は第4話。前回のラスト、爽太(松村北斗)が社長秘書の浅井(夙川アトム)から「話があるんだ」と声をかけられた次のシーンで、夜道を逃げ惑う浅井の姿と、振り下ろされる金属バットが映された。すなわち浅井が立岩(丸山智己)につづく“第2の被害者”であり、その犯人が爽太であるかのように仄めかされていたわけだが、今回の序盤。廃倉庫に監禁されていた浅井の前に現れるのは、25年前に麻里子(岡崎紗絵)を誘拐しようとした畑野(田中要次)であった。

 これは非常にシンプルかつ、軽いミスリードの類であろう。そもそも立岩の死の真相はまだ明かされておらず、佐倉(玉山鉄二)ら警察は引き続き爽太に疑いの目を向けている現状。立岩の事件現場から採取されたDNAが警察のデータベースと一致しない=前科・前歴のない人間の仕業となれば、当然のように畑野は立岩の事件とは無関係。いわばこのふたつの事件は、“たまたま麻里子の周囲で連続して起こった”だけに過ぎず、まだ視聴者は爽太が立岩を殺したのかどうかという判然としない謎のなかに残されているということだろう。

 ではなぜ畑野が浅井を拉致監禁したのかといえば、それは爽太が夜な夜な秘書課や社長室に忍び込み(ちゃっかり監視カメラの映像も編集。元総務部としての人脈をうまく使ってのことだろう)見つけだした古い雑誌記事の内容からいくらか推察できる。その記事に書かれていたのは、警察発表では無差別だと伝えられていた畑野による連続誘拐事件だが、実は一部の被害者の父親と畑野に面識があったっという話であり、それ自体――つまり畑野と銀次郎(石黒賢)が同じ小学校に通っていて、同じ職場で働いていた――は爽太もすでに把握していることである。

 要はそれが警察発表されていない、かつ爽太が見つけた記事も世に出されていないものであれば、銀次郎がなんらかの理由でその事実を隠蔽していたということ。週刊誌の取材で事件に関していろいろと話そうとしていた畑野を口止めするために、浅井は動いていたと。だとすると考えられるのは、たとえば麻里子の誘拐を銀次郎が仕向けたことなど、銀次郎にとって不都合な情報を畑野が握っているといったところか。いずれにせよ、現に畑野は銀次郎や麻里子の周囲に近付いているわけで、自ずと爽太が麻里子を守るために25年越しに畑野と対峙する展開が来ることは確実だろう。

 さて、そんな爽太と麻里子の関係。前回の誕生日の一連で急接近を果たし、爽太を意識しはじめた麻里子はわかりやすく距離を取ろうとして、爽太は嫌われたのだと落ち込む始末。挙句に友也(塩野瑛久)が(本人はアシストしているつもりなのかもしれないが)爽太が何年も同じ相手を想い続けていると話し、麻里子は当然のように“それが自分ではない”と思ってしまうのである。

 終盤で麻里子から直接そのことを訊かれ、“その人のどこが好きなのか”を本人に直接言うことになる爽太。それを聞いている麻里子の表情は、どことなく、“その人”が自分とよく似ていると感じているようにも見受けられる。さらに彼女の苦い思い出である中学時代の夏祭りの記憶とリンクする絆創膏と“こげぱん”。視聴者の目線からすれば爽太はれっきとしたストーカーであることに違いはないが、それでも麻里子のなかで爽太の長年の想い人が自分であると結びついた瞬間に、2人の関係がどう変化するのかは、やはり気になってしまうところだ。

■放送情報
『告白-25年目の秘密-』
日本テレビ系にて、7月11日(土)スタート 毎週土曜21:00〜21:54放送
出演:松村北斗、岡崎紗絵、塩野瑛久、佐々木希、水野美紀、丸山智己、石黒賢、玉山鉄二、久保史緒里、山下幸輝、夙川アトム、丘みつ子、田中要次
脚本:渡邉真子
監督:堀江貴大、鈴木浩介
音楽:得田真裕
チーフプロデューサー:松本京子
企画・プロデューサー:青木泰憲
プロデューサー:鈴木努、田上リサ
制作プロダクション:AXON
製作著作:日本テレビ
©日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/kokuhaku/
公式X(旧Twitter):https://x.com/kokuhaku_ntv

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