NAZEの“始まり”がここに 中村倫也主演『DREAM STAGE』の特典映像に刻まれた“青春”

2026年1月期に放送された中村倫也主演の金曜ドラマ『DREAM STAGE』(TBS系)のBlu-ray&DVDが、8月7日にリリースされる。
本作は、K-POP業界を舞台に、元天才音楽プロデューサー・吾妻潤(中村倫也)と、落ちこぼれ練習生たちによるボーイズグループ「NAZE」が夢に向かって奮闘する姿を描いた青春音楽ドラマ。世代や国籍を越え、大切な仲間たちとの熱い絆を描く「K-POP版“スポ根”ドラマ」として制作された、実に3年越しの大規模プロジェクトだ。
NAZEのメンバーは、実際に厳しい審査の末に選ばれた日本・韓国・タイ出身の7人。最年長でちょっぴり天然なカイセイ、明るく英語でのリアクションが微笑ましいユンギ、メンバーを温かくまとめるアト、ラップやダンスの振り付けまで手掛けるオールラウンダーのターン、柔らかなビジュアルとブレイクダンスのギャップを持つユウヤ、笑顔で場を盛り上げるキムゴン、そしてビジュアルセンターも務める最年少、マンネのドヒョク。それぞれに異なる個性と魅力を持つ7人が、本名のまま、夢を追いかける練習生としてドラマに出演。その姿は、現実の世界で彼らが夢へと向かっていく時間とも重なっていた。
メイキングに刻まれた、みんなで駆け抜けた青春
「かなわない夢のために、若さを無駄にするな」――。劇中で中村扮する吾妻が、NAZEに放つ言葉が重く響くのは、実際にエンターテインメントの世界で戦い続けるキャストや制作陣がリアルな厳しさを知っているからかもしれない。真剣に彼らを思うからこそ、その覚悟を問わずにはいられない。それでも「夢を見なければ始まらない」と言わんばかりに顔を上げる7人のひたむきな表情は、役や物語を超えてくるものがあった。
ならば、とNAZEのために誰もが本気になった。このドラマを通じて、少しでも彼らの魅力が世の中に届くように。彼らが夢に一歩でも近づけるように。共演した日韓の実力派俳優たちが、その持てる力でNAZEの第一章を彩ろうと熱を込めた。『DREAM STAGE』という作品は、まだ何者でもない若者たちが夢を追う物語では終わらない、ドキュメンタリーにも近い熱気が漂っていたのだ。
その一面を見届けることができるのが、Blu-ray&DVDに特典映像として収められたメイキングだ。冒頭から、中村のファーストカットは花束で殴打されるというショッキングなシーンだったことが明かされる。吾妻としてNAZEのためにここまでやる、中村自身もそんな覚悟を示すような場面だった。NAZEのマネージャー・水星役の池田エライザは、その華やかな印象を封印。ヘアメイクで大きく変身するだけでなく、役柄としても泥臭く、時には頭からドリンクをかけられることも厭わない。
また、NAZEのライバルグループ「TORINNER(トリナー)」の圧倒的センター・リョウ役の岩瀬洋志も、役作りのためにダンスや韓国語を猛練習したという。ナム社長を演じたハ・ヨンス、敏腕プロデューサーのパク・ジス役のキム・ジェギョン、そしてカリスマ経営者のチェ・ギヨンを熱演したイ・イギョンも、慣れない日本語のセリフに奮闘し、激しい感情をぶつける難役に挑んだ。それぞれが現在地を超えて、新たな一歩を踏み出した作品でもあったのだ。
一方で、吾妻とNAZEのメンバーが一つ屋根の下で共同生活をスタートさせた展開も、青春感を生み出していた。ひとつの鍋をつつき、慣れた様子で家のなかを歩く。その姿はファミリーという言葉がぴったりだった。メイキングに映っているのは、NAZEとキャスト、スタッフが同じ時間を過ごし、同じ目標に向かって走り続けた日々そのものだ。まるで“卒業アルバム”のページをめくるように、そこにはみんなで駆け抜けた“あの日々”のまぶしさが閉じ込められているのだ。





















