28年ぶり連ドラ復活の『GTO』が大反響 Z世代も感じる“エモさ”と消えた平成の学校文化

28年ぶり連ドラ復活『GTO』をZ世代はどう観た

ノートデコに手紙回し……“絶滅”した平成の学校文化たち

 一方で、時代の流れとともに、教育現場は大きく様変わりしていた。わたしが学生だった約10年前と比べても、その変化は一目瞭然だ。タブレット学習が当たり前になり、生徒たちは画面に視線を落としている。その姿を見て、「えっ、カラーペンでノートをデコるのに必死になったりしないんだ……」とジェネレーションギャップを感じてしまった。授業中にコソコソ回していた手紙も、今ではすっかり過去のものになっているのだろう。

 また、教師が生徒を“さん付け”しなければならなかったり、いじめ防止の観点から、あだ名で呼ぶのが禁止だったり……「いやいや、そこまで気を遣わなければならないのか!」と驚かされた。もちろん、生徒を守るためのルールであることは理解できる。それでも、人との距離感までマニュアル化されてしまっているようで、少し寂しさを覚えたのは事実だ。

 一方で、「あまりにも“令和の学生”をデフォルメしすぎている」という声も一部SNSでは見受けられるが、『GTO』はまだ始まったばかり。今後、生徒一人ひとりがフューチャーされていくなかで、それぞれの個性が描かれていけば、その印象も大きく変わっていくのではないだろうか。

 28年前までは、鬼塚の型破りな指導も、“熱血教師”として受け入れられていた部分があった。しかし、現代はその一つひとつが問題視されかねない。こんな世の中で、鬼塚は28人の生徒たちをどう導いていくのだろうか。次回も、彼が出す答えを見届けたい。もちろん、テレビの前で。

■放送情報
『GTO』
カンテレ・フジテレビ系にて、 毎週月曜22:00~放送
出演:反町隆史、生見愛瑠、工藤阿須加、高橋メアリージュン、市川知宏、夙川アトム、近藤芳正、宇梶剛士、松嶋菜々子、稲垣来泉、及川桃利、大島美優、梶原叶渚、川口和空、北里琉、柴崎楓雅、難波碧空、西浦心乃助、堀口真帆、森本陸斗ほか
原作:藤沢とおる『GTO』(講談社『週刊少年マガジンKC』刊)
脚本:遊川和彦
監督:中島悟、松田健斗
音楽:福廣秀一朗
エグゼクティブプロデューサー:安藤和久
チーフプロデューサー:河西秀幸
プロデューサー:永富康太郎、伊藤茜
制作協力:メディアプルポ
制作著作:カンテレ
©︎カンテレ
公式X(旧Twitter):https://x.com/GTO2026summer
公式Instagram:https://www.instagram.com/gto2026summer/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@gto2026summer

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