『ダウンタイム』ルイ先生役も話題 間宮祥太朗の“陰のある役”は『神のクイズ』でも好相性

間宮祥太朗の役柄は『神のクイズ』で相性抜群

 韓国で計5シーズンが製作されたミステリードラマ『神のクイズ』の日本版リメイクが12月4日よりPrime Videoで世界独占配信されることが決定し、主演を間宮祥太朗が務めることが発表された。

 韓国の制作会社STUDIO DRAGONが制作した原作ドラマは、天才だが風変わりな脳神経外科医で法医学医と彼のチームが、不審死を解決し、珍しい病気に関連する謎を解き明かす様子を描いていくもの。タイトルは、「希少疾患は人間が傲慢にならないように神が与えるクイズのようなものだ」という韓国の言い伝えに由来するもので、ドラマには実際にポルフィリン症、フェニルケトン尿症といった遺伝性希少疾患が登場した。

 日本版では舞台を現代の東京に移し、天才的な頭脳を持つ元脳外科医の解剖医・初島晴人を間宮が演じる。“神に選ばれた天才”とまで呼ばれた晴人はある理由から外科医を辞め、死者の声なきSOSを読み解く解剖医に転向し、国立法医解剖センターで働くことに。そこで「ロリコン誘拐犯の謎の死」、「世間で炎上中だった地下アイドルのライブ中の謎の死」、「闇バイトでトクリュウに加担した若者の謎の死」など原因不明の死に向き合い、“神のクイズ”に挑んでいく。

 犯罪捜査ドラマの側面もある本作は、重厚なトーンの作品になることが予想されるが、間宮はそうした陰のある役どころと非常に相性がいい。

 その抜群の相性を証明するかのように、今まさにSNSを中心として大きな話題を集めているのが、Netflixで9月17日から配信がスタートした『ダウンタイム』だ。間宮が演じているのは遠山美容外科クリニックの副院長・小宮ルイ。黒髪に筋のように入った金髪が映えるメッシュヘア、カラコン、そして作り込まれたメイクが目を引く小宮は、手術の腕はイマイチだがその華のある顔立ちでイケメン外科医としてメディア出演も多く、人気の医師。「綺麗になりたい」と願う患者に寄り添い、恋心を抱かせるような巧みな診察テクニックや“馬乗り”で行う施術など、患者が推し活感覚で通ってしまう“原因”を作っている。間宮はそんな美容外科の“陰”の部分を、思わず引き込まれてしまう不敵な笑みとともに見事に表現していた。

 また、戦国乱世の時代に権力者へ登り詰めようとする男たちの冷酷な部分があらわとなっているNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』にも筆屋の主人である才蔵役と、子蔵役の2役で出演予定。才蔵らは元々は奈良に店を構えていたが、ある強い決意を胸に秘め、豊臣秀長(仲野太賀)が国主となった大和郡山へと移り、新しく商いを始める。武将ではなく、“市井の人”という印象を受ける才蔵・子蔵であるが、この出演は、間宮が古くからの友人である主演の仲野太賀に会いにNHKの撮影スタジオへ行き、プロデューサーに直接「何かあれば是非声を掛けてください」と“逆オファー”したことで実現したことが知られている(※1)。そんな間宮が、“ただの商人”を演じるとも思えず、登場前からすでに話題となっている。

 なぜ、間宮がこれほどまでにダークな世界観のドラマにぴったりハマるのか。それは、人間の多面性を演じ分けることができるからだろう。『神のクイズ』で監督を務める橋爪駿輝も、間宮について「ヤンキーから爽やかな青年、コメディっぽい役柄まで作品によって色んな顔を見せることのできる方だなと思っていました」と語り、「はじめは取っつきにくい「天才・晴人」が、物語を追うごとに「人間・晴人」として見えてくる。間宮さんのおかげで、そんな晴人像を描けたかなと思います」と自信を見せている(※2)。

 本作のように、死因から事件を読み解いていくドラマといえば『アンナチュラル』(2018年/TBS系)が思い浮かぶが、主演の石原さとみが演じた三澄ミコトは、解剖医としては徹底的な仕事ぶりを見せながらも、人間としては「生きること」に強くこだわる姿が印象的だった。果たして、間宮が演じる“神に選ばれた天才”晴人はどのように死者と向き合い、事件を解決する中でどんな人間味を見せてくれるのだろうか。生への誠実さも、社会の闇に共鳴するような“陰”も表現できる間宮だからこそ演じられる晴人像を、今から楽しみに待っていたい。

参照
※1. https://realsound.jp/movie/2026/09/post-2529721.html
※2. https://realsound.jp/movie/2026/09/post-2532351.html

■配信情報
Prime Original ドラマ『神のクイズ』
Prime Videoにて、12月4日(金)より世界独占配信
出演:間宮祥太朗ほか
監督:橋爪駿輝
原作:『神のクイズ』
脚本:市川貴幸、市東さやか、阿部沙耶佳、橋爪駿輝
音楽:兼松衆
プロデューサー:米田孝、岡光寛子、髙石明彦
制作プロダクション:The icon
制作著作:カンテレ
©CJ ENM&STUDIO DRAGON/カンテレ

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