『国宝』動員1000万人、興収142億円を突破 バンコク国際映画祭クロージング作品に決定

公開中の映画『国宝』の観客動員が1000万人を突破し、興行収入が142億円を超えた。
2017年から朝日新聞にて連載された吉田修一の同名小説を映画化した本作。歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記だ。吉沢亮が主演を務め、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、田中泯、渡辺謙らが出演している。
5月にはカンヌ国際映画祭監督週間部門、6月には上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門 カンヌ エクスプレスに出品され、9月11日にはアカデミー賞の前哨戦ともいわれる第50回トロント国際映画祭Special Presentation部門に出品され、公式上映が行われた。また、第98回アカデミー賞国際長編映画賞日本代表に選出され、GKIDS配給により2026年に北米公開されることも決定している。
そして日本では、9月16日までの公開102日間で、観客動員数1013万5998人、興行収142億7273万1300円を突破した。邦画実写としては22年ぶりの100億円突破作品となり、歴代の興行収入ランキング(※興行通信社調べ)では、邦画実写において、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開、173.5億円)、に次ぐ第2位の成績を収めている。
さらに本作が、9月27日から10月15日にかけて行われるタイ・バンコク国際映画祭のクロージング作品に決定。バンコク国際映画祭は、2003年から2009年にかけて開催されていたものの、その後中断されており、この度タイ政府文化庁の運営で15年ぶりに開催されることに。『国宝』はその栄えあるクロージング作品として上映され、李相日監督が渡航する予定だ。
■公開情報
『国宝』
全国公開中
出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、嶋田久作 宮澤エマ、田中泯、渡辺謙
監督:李相日
脚本:奥寺佐渡子
原作:『国宝』吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
製作幹事:アニプレックス 、MYRIAGON STUDIO
制作プロダクション:クレデウス
配給:東宝
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会
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