『国宝』第98回アカデミー賞国際長編映画賞日本代表作品に決定

公開中の映画『国宝』が、第98回アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品に決定した。
2017年から朝日新聞にて連載された吉田修一の同名小説を映画化した本作。歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げる主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記だ。
本作は公開77日間で観客動員数782万人、興行収入は110.1億円を記録し、邦画実写としては22年ぶりの100億円突破を果たした。歴代の興行収入ランキング(※興行通信社調べ)では、邦画実写において、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』に次ぐ第2位の成績を収めている。
李相日監督の作品が日本代表作品に選出されるのは、2006年の『フラガール』以来2度目となる。今後は、米国アカデミー会員の審査を経て最終選考の15本が発表され、さらにそこから5本に絞られたノミネート作品が発表される。受賞作が発表される第98回アカデミー賞授賞式は、2026年3月15日(現地時間)に開催される予定だ。
■公開情報
『国宝』
全国公開中
出演:吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、三浦貴大、見上愛、黒川想矢、越山敬達、永瀬正敏、嶋田久作 宮澤エマ、田中泯、渡辺謙
監督:李相日
脚本:奥寺佐渡子
原作:『国宝』吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
製作幹事:アニプレックス 、MYRIAGON STUDIO
制作プロダクション:クレデウス
配給:東宝
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025映画「国宝」製作委員会
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