映画史上最年少監督が長編デビュー作で全世界興収1位 『Backrooms』日本公開決定

全米で社会現象化『Backrooms』日本公開決定

 撮影当時19歳だったケイン・パーソンズがA24とタッグを組んだ長編監督デビュー作『Backrooms(原題)』の日本公開が決定した。

 16歳で発表したYouTube短編動画『The Backrooms (Found Footage)』が話題となり、17歳で映画化を企画、19歳で撮影をした映像クリエイターのパーソンズ(現20歳)。彼がA24とタッグを組んだ本作が5月29日より全米公開され、初週末で興収8100万ドル(約129億円)を突破。前週に公開された『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の興収を上回り、初週全米1位を獲得した。さらに初週末の世界興収は1億1800万ドル(約188億円)に達し、世界興収ランキングでも1位を記録。パーソンズは、全米・世界興収ランキングで1位の映画を生み出した“史上最年少監督”となり、YouTube発のクリエイターとして歴史的快挙を成し遂げた。

 また、北米の初週末3日間の成績としては、オリジナルホラー作品として、映画史上1位の興収を樹立。さらに、新人監督による長編デビュー作としても映画史上1位を記録した。

 パーソンズ監督が本作で描くのは、人間の根源的な恐怖そのもの。舞台は、都市伝説とされていた空間“Backrooms”。「ある日突然 “現実世界の裏側”へ外れ墜ちてしまったら……?」どこまでも続く黄色い壁紙の部屋、終わりのない廊下。不自然な間取りと、意味を失い床に埋まった設置物。わずかに現実からズレている――そんな出口のない“リミナルスペース”で、観客は“最高密度の不安と恐怖”を体験する。

 主演を務めるのは、『それでも夜は明ける』『サンキュー、チャック』のキウェテル・イジョフォー。共演に、『わたしは最悪。』『センチメンタル・バリュー』のレナーテ・レインスヴェが名を連ねている。

 世界では、“バックルームズ現象”が加速。マクドナルドはBackrooms内に店舗が出現する奇妙な映像を公開し話題に。バーガーキングやマウンテンデュー、IKEAカナダは、自社商品をBackrooms空間へ紛れ込ませて投稿。さらに米アカデミー賞公式も、本作を筆頭に“リミナルスペース”をテーマにした特別映像を公開。SNS上では黄色い空間を再現した無数のパロディ画像や考察が拡散され、かつてネット掲示板から生まれた都市伝説が社会現象へ発展している。

 本作の原点となった、パーソンズが16歳の時にYouTubeで発表した短編『The Backrooms (Found Footage)』は「ネット上で最も怖い映像」として世界的バイラルを巻き起こし、Backrooms短編シリーズは累計2億回以上の再生数を記録。ゲームや映像作品にも大きな影響を与え、日本の大ヒット作『8番出口』の着想源のひとつとしても広く知られている。

ケイン・パーソンズ監督

■公開情報
『Backrooms(原題)』
監督:ケイン・パーソンズ
出演:キウェテル・イジョフォー、レナーテ・レインスヴェ、マーク・デュプラス、フィン・ベネットほか
配給:ハピネットファントム・スタジオ
2026/アメリカ/110分/英語/5.1ch/原題:Backrooms/字幕翻訳:佐藤恵子
©2026 Backrooms Rights LLC, PC Films, LLC. All Rights Reserved.

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