芳根京子×本田響矢が2025年春ドラマを独走 『めおと日和』撮影外でもにじむ“相性の良さ”

芳根京子×本田響矢が2025年春ドラマを独走

 そんななつ美と瀧昌を演じている“きょうきょう(京響)コンビ”こと芳根と本田が、撮影外でも変わらぬかわいらしさを見せていたことにも注目したい。芳根は本作の撮影が始まった頃に、姉のはる江を演じる森カンナからミッフィーのぬいぐるみをもらっており、一緒に写真を撮ったり、ミッフィーを撮影したりする“ぬい活”を楽しんでいた(※1)。

 このミッフィーの耳には撮影の途中まで、芳根が「ピアス」と呼ぶタグがついていた。芳根の公式Instagramでは、この“ピアス除去手術”の様子が公開されている。執刀医は森で助手は芳根。2人は『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系)で研修医と指導医として共演しており、この作品のファンとしても思わず笑ってしまうミニドラマになっていた。そして、そこには本田も同席。最初は助手のように手を構えていたのだが、“手術”が始まるとそっとミッフィーの手を握る本田。そしてメスとなるハサミを渡し、役目を終えた芳根もまた反対側のミッフィーの手を握ったのだった。とても平和で優しいこの光景は“きょうきょうコンビ”が、自然体でなつ美と瀧昌を演じていることを示しているように思えた。

 NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(2016年度後期)では19歳ながらヒロイン役を務め、近年では映画やドラマで主演を務めることが増えている芳根は、本作でもなつ美の心情や表情の変化を丁寧に演じ、その実力を存分に発揮してみせた。現在は6年ぶりとなる舞台『先生の背中〜ある映画監督の幻影的回想録〜』に出演中で、今後さらに、女優として欠かせない存在になっていくだろう。NHK連続テレビ小説『虎に翼』(2024年度前期放送)で梅子(平岩紙)の三男・光三郎を演じて話題となった本田は、7月期は本作のほかに『すぱいす。』(BS-TBS)で主演を務めていた。着実にキャリアを積み重ねている本田はこれから急成長を遂げる俳優となるはずだ。相性がぴったりだった2人の共演。本作が最終回を迎える寂しさを紛らわせるように、“きょうきょうコンビ”がまた別の作品で共演する未来を妄想して勝手に期待してしまう。いえ、もちろん『波うららかに、めおと日和』の続編があっても“問題ありません”。

参照
※1.https://www.instagram.com/p/DK1gLrsBW66/※2.https://www.instagram.com/reel/DKMk5luhlyW/

『波うららかに、めおと日和』の画像

波うららかに、めおと日和

西香はちによる同名コミックを原作としたハートフル・昭和新婚ラブコメ。昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描く。芳根京子の俳優デビュー作『ラスト♡シンデレラ』(フジテレビ系)を手がけた平野眞が演出を担当する。

■放送情報
『波うららかに、めおと日和』
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00~22:54放送
出演:芳根京子、本田響矢、山本舞香、小関裕太、小宮璃央、咲妃みゆ、小川彩(乃木坂46)、戸塚純貴、森カンナ、高橋努、紺野まひる、生瀬勝久、和久井映見ほか
原作:西香はち『波うららかに、めおと日和』(講談社『コミックDAYS』連載)
脚本:泉澤陽子
音楽:植田能平
主題歌:BE:FIRST「夢中」
プロデュース:宋ハナ
演出:平野眞
制作協力:FILM
制作著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/meotobiyori/
公式X(旧Twitter):https://x.com/meotobiyori
公式Instagram:https://www.instagram.com/meotobiyori/
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