芳根京子×本田響矢が2025年春ドラマを独走 『めおと日和』撮影外でもにじむ“相性の良さ”

芳根京子×本田響矢が2025年春ドラマを独走

 芳根京子が主演を務め、本田響矢が相手役を務めているフジテレビ系木曜劇場『波うららかに、めおと日和』が6月26日にいよいよ最終回を迎える。

 本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を描く昭和新婚ラブコメディ。芳根は父親に突如「嫁ぎ先が決まった」と告げられ結婚することになったなつ美を、本田はその相手となる帝国海軍に勤める瀧昌を演じている。

 結婚する前のなつ美は、「結婚しなきゃ!」という焦りもなく、実家で家事を手伝いながら穏やかに過ごしていた。恋愛経験はもちろんのこと、男性への免疫もあまりなく、瀧昌と最初に対面した時はどう接していいか分からずおどおどしていた。一方の瀧昌もなつ美をどこかで見かけて見初めたわけではなく、お世話になっていた上官から縁談の話を持ちかけられ、結婚した身。なつ美に接吻のことを教えたり、その後の流れについて思いを巡らせていた様子からも、女性とはそれなりに付き合っていたこともあるようだが、妻となったなつ美への接し方を生真面目に考えすぎて、無口で無愛想に見えるその表情の裏で、必死にどうすればいいのかを考えていた。そんな互いに恋愛に不器用な2人が、互いを知りゆっくりと恋に落ちていくと同時に、生活をともにしていく中で愛を育んでいく様子に心が温かくなっていった。

 さらに、なつ美と瀧昌は一緒に過ごす中で自分の中にこれまで経験したことのない感情が生まれるのを自覚し、幸せな気持ちになったり動揺したり葛藤したりする。そのたびに2人は新しい表情を見せ、今では最初に会った時とは比べものにならないほど人間味が増している。特に、両親を亡くし仕事のことばかり考えていた瀧昌が、なつ美のために“家に帰ってきたい”と思うようになったこと、つまり、“簡単には死ねない”と思うようになったことは大きな成長であり、特大の胸キュンポイントではないだろうか。

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