武田玲奈、デビューから10年経っての変化と不変 「明るい役を演じることが増えた」

毎週金曜21時からテレ東系で放送中のドラマ9『失踪人捜索班 消えた真実』は、失踪人の行方を追う執念の捜索とその裏に隠された真実を描くノンストップエンターテインメント。本作で武田玲奈は、変装や色仕掛けなどで相手の心をつかむ元天才子役・凛子を演じている。そんな武田に、座長の町田啓太に対するリスペクトや凛子と自身の共通点、そして転機になった作品について語ってもらった。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】
町田啓太は「楽しい雰囲気がお好きな方」
――撮影の雰囲気について教えてください。
武田玲奈(以下、武田):ものすごく楽しいです! 凛子はすごく自由で明るい子なので、楽しく演じることができています。ドラマの題材的にはシリアスなんですけど、ちょっとしたところでコミカルな部分が出てくるんですよね。とくに、(片桐)仁さん演じる仲根と凛子はペアみたいになっているんですけど……。
――お二人のやり取り、めちゃくちゃ面白いですよね。
武田:そう言っていただけると嬉しいです! 実は、台本のなかに、「×××(現場で本人たちと一緒に考えましょう)」と書かれている部分があるんです。なので、仲根さんと凛子のボケツッコミはわたしたちのアドリブ(?)みたいなところもあって。そういうのも新鮮で楽しかったです。
――“元子役で演技の達人”という凛子を実際に演じてみていかがですか?
武田:基本的には、自由に振る舞っていい役柄なので、のびのびと演じさせてもらっています。潜入する場所や接触する人に合わせて七変化をするというのも、演じていてすごく面白いです。過去に、七変化しながら情報を得る……という感じの役は演じたことがあるんですけど、ここまで自由奔放に生きている役は出会ったことがなかったので、とても新鮮でした。
――ご自身と似ている部分はありますか?
武田:普段の凛子は、“のびのび自然体!”という感じなので、そこは似ているかなぁ……。でも、凛子のほうが辛辣というか(笑)、はっきりものを言う子ですね。わたしはあそこまでバッサリいけないです。
――座長の町田啓太さんとはどういう話をされるんですか?
武田:町田さんが率先していろいろ意見を言ってくださるので、わたしたちも意見を出しやすいです。おそらく、町田さんは楽しい雰囲気がお好きな方なんですよね。町田さんが演じている城崎は、奥さんが失踪しているので、なかなか本編のなかではわちゃわちゃできないじゃないですか。なので、わたしや仲根さんが楽しそうにしているのを見て、「いいなぁ」「俺も混ざりたい!」とおっしゃっています(笑)。
――ドラマ終盤の見どころについても教えてください。
武田:序盤は1話完結のような展開で物語が進んでいきましたが、終盤に近づくにつれて、ちらばっていた謎たちが解き明かされていきます。ぜひ、考察をしながら楽しんでいただきたいです! あと、凛子的にはファッションにも注目してもらいたいです。服に合わせて髪型も変えているので、そのあたりも観ていただけたら嬉しいです。























