『豊臣兄弟!』で永野芽郁の代役に抜擢 『I’s』『潜入兄妹』など白石聖のキャリアを振り返る

白石にとって初の大河となる『豊臣兄弟!』への出演は、またとないチャンスであると渡辺氏は分析した。
「白石さんの起用に対してはSNSを見ても好意的な声が多く、『豊臣兄弟!』への出演がすでに決定している浜辺美波さんや吉岡里帆さんのような“国民的女優”と並べられても違和感がないという意見もあります。もちろん、現時点ではそこまでの知名度はないかもしれませんが、かつて川口春奈さんが沢尻エリカさんの代役として出演した『麒麟がくる』(NHK総合)を機に大きく飛躍したように、今回の出演は白石さんにとって大きな転機になるのではと思っています。さらに白石さんは有村架純さんや吉岡里帆さんも所属するフラームへの移籍を発表したばかりです。今回のキャスティングが移籍前から決まっていたのか、移籍後に決まったのかは定かではありませんが、どちらにせよ大きな勝負の場だと思います」
川口春奈の“俳優”としての力 『silent』『麒麟がくる』を経て『アンサンブル』での成熟へ
ドラマ『アンサンブル』(日本テレビ系)が終盤に差し掛かっている。主演を務めるのは川口春奈。ここで「主演」という言葉を強調するまで…最後に、渡辺氏は白石の魅力の1つであるさっぱりとした性格に触れ、今後の展望を語った。
「白石さんは以前、ラジオ『白石聖のわたくしごとですが…』(文化放送)で、パーソナリティを務めていたのですが、そこで垣間見えるサバサバした性格も、見た目の清純派な印象とはギャップがあり、そこも彼女の魅力だと感じます。こうしたパーソナルな部分が今後もっと知られていけば、バラエティやCMでも活躍の場がさらに広がるのではないでしょうか。今回の起用は、これまで“日の目を見なかった”とは言いませんが、“もう一段上のステージ”に上がる大きなきっかけになるはずです。白石さんにとって、まさに勝負の年になるのではと思っています」
■放送情報
大河ドラマ『豊臣兄弟!』
NHK総合にて、2026年放送
出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波ほか
脚本:八津弘幸
制作統括:松川博敬
演出:渡邊良雄
























