連ドラ初主演・當真あみと『ちはやふる』の親和性 『さよならマエストロ』と共通点も?

當真あみと『ちはやふる』の親和性

 7月期に日本テレビ系で放送されるドラマ『ちはやふる-めぐり-』。

 累計発行部数2,900万部を越える大ヒット漫画『ちはやふる』を原作とした映画シリーズ『ちはやふる-上の句-』『ちはやふる-下の句-』『ちはやふる-結び-』の10年後の世界を描く。この度、ヒロインの藍沢めぐるを當真あみが演じることが発表された。

當真あみ、『ちはやふる-めぐり-』主演に決定 上白石萌音が映画シリーズから続投

7月期の日本テレビ系連続ドラマ『ちはやふる-めぐり-』の主演を當真あみが務めることが決定。上白石萌音の出演も発表された。  本…

 舞台となるのは梅園高校競技かるた部。めぐるはかるた部に所属しているものの、幽霊部員だ。かるた部そのものも部員が少なく、廃部寸前。そんなときに新たにかるた部顧問として就任したのが上白石萌音演じる大江奏。奏との出会いが梅園高校競技かるた部と、めぐるの運命を変えていくこととなる。

 映画から続投となる上白石。映画シリーズ終了からも実際に10年が経っているということもあり、ファンからしても感慨ひとしおのキャスティングだ。ちなみに奏は古文非常勤講師である。なんてぴったりな職業に就いたのだろう。「読手になりたい」という夢を語っていたが、そちらはどうなっているのかも気になるところだ。

『ちはやふる』と當真あみの親和性は?

當真あみが役を演じる上で最も大切にしていることとは? 積み重ねてきた“楽しさ”の先へ

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 めぐる演じる當真は2021年にデビュー。TBS系金曜ドラマ『妻、小学生になる。』でトレビドラマ初出演を果たした。そのバツグンの透明感から、登場シーンは多くないものの、視聴者の心に強く残ることとなる。

 また當真は、映画『ちはやふる』シリーズで千早を演じた広瀬すずとも映画『水は海に向かって流れる』で共演している。ふたりが対峙するシーンもあったが、初々しいながらも物怖じしない演技で存在感を発揮した。

『ちはやふる-上の句-』©︎2016 映画「ちはやふる」製作委員会 ©︎末次由紀/講談社

 2022年のドラマ初出演から3年で出演したドラマは12本、映画には7本出演。

 日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS系)では指揮者を目指す高校生・谷崎天音を演じた。ただ、天音はもともと指揮者を目指していたというわけではない。作中では西島秀俊演じる世界的指揮者の夏目と知り合ってからその魅力に目覚めたという設定だ。まだ詳細は分からないが、もしかすると今回の『ちはやふる-めぐる-』に近い部分があるかもしれない。

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