『デアデビル:ボーン・アゲイン』アクションの裏側に迫る新映像 暴力描写へのこだわりも

ディズニープラスにて独占配信中のマーベルドラマシリーズ『デアデビル:ボーン・アゲイン』より、アクションの裏側に迫る特別映像が公開された。
本作は、弁護士とヒーローという2つの顔を持つデアデビルことマット・マードック(チャーリー・コックス)の姿を描いたドラマシリーズ。
幼い頃に事故で失明したマット・マードックは、ニューヨークで昼は弁護士として正義を追求し、夜はデアデビルとして法では裁けない裏社会と戦う男。視覚以外の感覚が発達し、普通では考えられないほどの聴力や嗅覚を持ってはいるが、肉体は常人と同じ。超人血清も打っていなければ、もちろん神でもなく、深紅のスーツは全てをはね返すような代物でもない。日頃から生傷が絶えず、時には死も危ぶまれる大怪我さえするこの男が、法の限界を痛感したことから、夜な夜な悪人を完膚なきまでに叩きのめす。
公開されたのは、どのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品とも一味違う、本作のバイオレンスなアクションの裏側を映し出した特別映像。殴る蹴るは当たり前、骨をへし折り、壁や机に叩きつけ、完膚なきまでに相手を剥き出しの暴力で叩きのめす……そんなヒリヒリと痛みが伝わってくるようなアクションを、CGに頼りすぎることなく体当たりな撮影で挑む姿を捉えた映像になっている。
映像では、デアデビル役のコックスが「制作開始は10年前だよ。再開できて幸せだ」と、長年演じてきたキャラクターの新たな物語が幕を開けることに喜びを語る。本作では、デアデビルの宿敵であり、ニューヨークを陰で支配する犯罪王のキングピンことウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)との衝突、そしてさらに深まる因縁が描かれるが、キングピン役のヴィンセント・ドノフリオも「この役で戻ってこられて本当にうれしく思ってる」とコメントしている。
そんな本作の外せないポイントが、他のヒーロー作品とは一線を画す“バイオレンスなアクション”。失明して以降、視覚以外の感覚が発達し、普通では考えられないほどの聴力や嗅覚を持つようになったマット。しかし肉体は常人と同じのため、日頃から生傷が絶えず、時には死も危ぶまれるほどの大怪我も負うが、それでもマットは戦うことを止めず、己の肉体を武器に剥き出しの暴力で悪を徹底的に叩きのめしていく。本作でもそんなマットの闘い方は健在で、映像にはスタントコーディネーターのレクチャーのもと、重厚感のある肉弾戦を撮影する様子が映し出されている。そしてドノフリオが「デアデビルは容赦ない。フィスクも同じ」と語るように、容赦ない暴力性はキングピンもまた同じ。巨体から繰り出される圧倒的なパワーで敵の顔を殴り続け、机や壁に強く叩きつける痛々しいアクションシーンの撮影裏が捉えられている。
■配信情報
『デアデビル:ボーン・アゲイン』
ディズニープラスにて独占配信中
出演:チャーリー・コックス、ヴィンセント・ドノフリオ、デボラ・アン・ウォール、エルデン・ヘンソン、ジョン・バーンサルほか
ショーランナー:ダリオ・スカーダペイン
製作:ケヴィン・ファイギ
©︎2025 Marvel
























