『デアデビル:ボーン・アゲイン』“アクションの極意”をチャーリー・コックスらが語る

3月5日よりディズニープラスで独占配信されるマーベルのドラマシリーズ『デアデビル:ボーン・アゲイン』のアクションについて、主演のチャーリー・コックスらが語った。
本作は、昼は弁護士、夜はヒーローという2つの顔を持つデアデビルことマット・マードックの姿を描いたドラマシリーズ。
幼い頃に事故で失明したマット・マードック(チャーリー・コックス)は、ニューヨークで昼は弁護士として正義を追求し、夜はデアデビルとして法では裁けない裏社会と戦う男。視覚以外の感覚が発達し、普通では考えられないほどの聴力や嗅覚を持ってはいるが、肉体は常人と同じ。日頃から生傷が絶えないこの男は、不意をつかれて殴られたり、時には銃弾が身体をかすめ、常に死の危険が身近に迫っている。しかし彼はそんな中でも、“悪を滅する”という少々凶暴な信念を胸に、闇夜を蠢き、静かに悪人へ完膚なき裁きを下す。反撃されても、ふらふらと立ち上がり、血を流しながらも敵を殴り飛ばす。
デアデビルが魅せる戦闘といえば、どのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品とも一味違う、剥き出しの暴力で悪を叩きのめすアクション。デアデビルは頻繁に怪我をし、時には瀕死にもなりながら、悪を滅していく。
そんなこだわりのアクションを形作ったひとりである、スタント・コーディネーターのフィリップ・J・シルベラについて、コックスは「マット・マードックは地に足の着いたキャラクターで、フィリップは常にそのダイナミズムを意識しているし、彼が指導するアクロバットや武術は本当に素晴らしい。巧みで、クールで、暴力的で、硬質でありながら、マットというキャラクターをよく表しているんだ」と語る。
また、コックスは続けて、「彼はスタントシーンを通してストーリーを語るとき、パンチやキックだけでなく、それ以上のものが必要だということを決して見失わない。すべての動きはそのキャラクターならではのものでなければならないし、なぜ彼らが肉体的な衝突をしているのかがわかるものでなければならないんだ」と説明する。マットはなぜ夜な夜な自ら戦うのか、その燃え滾る思いはどこからきているのか、そういった彼の背景を踏まえたうえで、マットに相応しいアクションシーンが生み出されている。
そして、静かな怒りを漂わせるデアデビルの宿敵が、ニューヨークを影で支配する犯罪王でありながら、今作ではNY市長にまで上り詰めた男キングピンことウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)。これまでも何度も対立を続け、本作でもこれまで以上の衝突は避けられないであろう2人。彼らによる、肉体と肉体がぶつかり合う戦闘シーンにも注目だ。エグゼクティブ・プロデューサーのサナ・アマナットは、「全身を刺激するような壮絶なアクションや戦いもありますが、2人の手ごわい人物を描いたドラマも核になってくる。ファンの皆さんには、このキャラクターたちの一皮むけた姿を見ていただけることを本当に楽しみにしています!」と語っている。
■配信情報
『デアデビル:ボーン・アゲイン』
ディズニープラスにて3月5日(水)より独占配信
出演:チャーリー・コックス、ヴィンセント・ドノフリオ、デボラ・アン・ウォール、エルデン・ヘンソン、ジョン・バーンサルほか
ショーランナー:ダリオ・スカーダペイン
製作:ケヴィン・ファイギ
©︎2025 Marvel























