『劇場版モノノ怪 第二章』アイナ・ジ・エンドが主題歌続投 未公開シーン使用のアニメMVも

3月14日より全国ロードショーされる『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』の主題歌が、アイナ・ジ・エンドの書き下ろし楽曲「花無双」に決定した。
2006年に放送された『怪〜ayakashi〜』の一編「化猫」から派生し、翌年にテレビアニメシリーズとして放送されて以降、17年にわたり愛され続けている『モノノ怪』。謎の男・薬売りが、人の情念や怨念が取り憑いたモノノ怪によって引き起こされる怪異を鎮めるため、諸国を巡る物語。2024年7月には初のアニメーション映画『劇場版モノノ怪 唐傘』が公開され、第28回ファンタジア国際映画祭で長編アニメ部門最優秀賞と観客賞銅賞をW受賞した。
三部作の第二章にあたる本作で描かれるのは、世を統べる天子のお世継ぎをめぐり大奥内でうごめき出す家柄同士の謀略と衝突に焦点を当て、翻弄される女たち。業火のごとく燃え上がる情念はやがて異形の存在・モノノ怪を産み落とし、大奥が再び危機に見舞われるなか、“退魔の剣”を携えて薬売りが推参。新たな闘いが始まる。
第二章では、第一章に引き続き、アイナ・ジ・エンドが主題歌を続投。台本や映像を見て「魂が抜けたような表情をする女性のシーンがあったり、描き方が嘘っぽくなくて心に刺さる。めちゃくちゃ人の体温を感じる映画」と語るアイナ自らが主題歌「花無双」を書き下ろした。1月22日開催のワンマンツアー『ハリネズミスマイル』KT Zepp Yokohama公演で発表、初お披露目された。
「『唐傘』よりも目まぐるしい情念が垣間見えたので、もっとダイレクトな歪みを加えたいと思った。『Love Sick』(第一章『唐傘』主題歌)よりダークな感じになってると思う」と語る本楽曲は、タイトルの「花無双」もアイナ自らが考えた造語。作品の色彩感覚を目の当たりにし「心にぐさぐさ入ってくる美しさが無双しているな、無敵だなと思う箇所がいくつもあり、“無双”という言葉をタイトルに入れたい……花無双だ!」と、タイトルを決めたという。
あわせて公開されたアニメMVには未解禁の本編映像をふんだんに使用し、大奥に生きる女性たちの葛藤や複雑な想いが描かれている。MVを見たアイナは「涙など身体から出てくる水の表現が多くて、それが美しく見える。それは人間が一生懸命生きてる証だからかもしれない。そういうシーンが今回アニメMVでも使われていて、ものすごく生々しいのに美しい。そして繊細な仕上がりだなと思って感動しました」とコメントを寄せた。
■公開情報
『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』
3月14日(金)全国ロードショー
出演:神谷浩史(薬売り役)、戸松遥(大友ボタン役)、日笠陽子(時田フキ役)、梶裕貴(時田三郎丸役)細見大輔(坂下役)黒沢ともよ(アサ役)、チョー(時田良路役)、堀内賢雄(老中大友役)
総監督:中村健治
監督:鈴木清崇
キャラクターデザイン:永田狐子
アニメーションキャラデザイン・総作画監督:高橋裕一
美術設定:上遠野洋一
美術監督:倉本章、斎藤陽子
美術監修:倉橋隆
色彩設計:辻󠄀田邦夫
ビジュアルディレクター:泉津井陽一
3D監督:白井賢一
編集:西山茂
音響監督:長崎行男
音楽:岩崎琢
プロデューサー:佐藤公章、須藤雄樹
企画プロデュース:山本幸治
配給:ツインエンジン ギグリーボックス
制作:くるせる、EOTA
製作:ツインエンジン
©︎ツインエンジン
公式サイト:https://www.mononoke-movie.com/
15周年記念サイト:https://www.mononoke-15th.com/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/anime_mononoke
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