『劇場版モノノ怪 唐傘』の和紙テイストはいかにして作られたのか? メイキング動画公開
公開中の映画『劇場版モノノ怪 唐傘』のメイキング動画が公開された。
2006年にフジテレビ「ノイタミナ」枠にて放送されたオムニバス『怪~ayakashi~』の一編『化猫』から派生し、2007年にテレビアニメシリーズとして放送された『モノノ怪』。初の映画化となる本作では、主人公の薬売りがモノノ怪「唐傘」と対峙する。女たちの情念渦巻く大奥を舞台に、薬売りの退魔と救済の儀が始まる。
撮影を担当したEOTA撮影ユニットの公式X(旧Twitter)とツインエンジンの公式YouTubeチャンネルで同時公開されたメイキング動画は、エフェクト前とエフェクト後の違いがよく分かる比較動画となっている。本作はスクリーンの大画面フォーマットにあわせ、質感や風合いの表現方法において新たなアプローチが試みられ、本物の和紙を撮影し重ねて使うなど多様な手法が用いられている。メイキング動画では、『劇場版モノノ怪』の世界観を表すうえで重要な雨や雲、匂いの表現が、登場人物が描かれたシーンにどう加わっていくかが映し出されている。
なお、今回公開された動画の他にも、EOTA撮影ユニットの公式X(https://x.com/EOTA_comp)では新たなメイキング動画が随時公開されていく予定だ。
■公開情報
『劇場版モノノ怪 唐傘』
全国公開中
キャスト:神谷浩史(薬売り役)、黒沢ともよ(アサ役)、悠木碧(カメ役)、花澤香菜(北川役)、小山茉美(歌山役)、戸松遥(大友ボタン役)、日笠陽子(時田フキ役)、甲斐田裕子(淡島役)、ゆかな(麦谷役)、梶裕貴(三郎丸役)、福山潤(平基役)、細見大輔(坂下役)、入野自由(天子役)、津田健次郎(溝呂木北斗役)
監督:中村健治
キャラクターデザイン:永田狐子
アニメーションキャラデザイン・総作画監督:高橋裕一
美術設定:上遠野洋一
美術監督:倉本章、斎藤陽子
色彩設計:辻󠄀田邦夫
ビジュアルディレクター:泉津井陽一
3D監督:白井賢一
編集:西山茂
音響監督:長崎行男
音楽:岩崎琢
主題歌:アイナ・ジ・エンド「Love Sick」(avex trax)
プロデューサー:佐藤公章、須藤雄樹
企画プロデュース:山本幸治
制作:EOTA
製作:ツインエンジン
©︎ツインエンジン
公式サイト:https://www.mononoke-movie.com/
15周年記念サイト:https://www.mononoke-15th.com/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/anime_mononoke
公式Instagram:https://www.instagram.com/mononoke_movie_official/