『問題物件』に徳井優、鳥居みゆき、東啓介、菅原卓磨、モロ師岡、清水伸がゲスト出演

『問題物件』に徳井優、鳥居みゆきら出演

 フジテレビ系で放送中の上川隆也主演の水10ドラマ『問題物件』の第2話に徳井優、鳥居みゆき、東啓介、菅原卓磨、第3話にモロ師岡と清水伸がゲスト出演することが決定した。

 本作は、自殺、ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷など、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、頭が切れて腕っ節が強く、人間離れした破天荒さを持つヒーローとお人よしのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリー。

 1月22日放送の第2話で販売特別室に寄せられる新たなクレームは「ポルターガイストが起こる部屋」への対応。ポルターガイストとは、特定の場所や特定の人物に生じる特異現象。例えば、物が宙に舞ったり、電灯が点滅したり、激しい物音がしたりと、通常では説明のつかない心霊現象の一種。ある日、恵美子(内田理央)がマンションへ出向くと、不機嫌そうな管理人がおり、話を聞くと、ポルターガイストが起こると騒いでいた住人がいたそうで、2日前に警察沙汰になってしまったという……。

 東が演じるのは、「ポルターガイストが起こる部屋」の住人で美容師の滝野高。1カ月ほど前から、月曜の深夜から早朝にかけて騒ぎを起こしており隣人からクレームが入っていた。しかし滝野は、部屋のものが勝手に倒れたり、天井や壁から変な音が聞こえたり、灯がパカパカ付いたり消えたりすると訴えていたが、つい2日前に警察沙汰になり連行されていた。

 徳井が演じるのは、今回の“問題物件”「ポルターガイストが起こる部屋」を持つマンションの管理人・熱海光吉。これまで、大島不動産販売には何度も連絡を入れていたが取り入ってもらえず、ようやく調査にやってきた恵美子に強くあたるも突如現れる犬頭のペースに巻き込まれ……。

 鳥居が演じるのは、滝野がヘアカットしている客であり、彼女のアケミが働くスナック“ゴダイゴン”のママ。犬頭(上川隆也)と恵美子はママにアケミの居場所を聞くが、店からも家からもいなくなっていることが判明。しかしママの言動には不審なところがあり……。なお、鳥居がフジテレビのプライム帯連続ドラマに出演するのは本作が初となる。

 菅原が演じるのは、犬頭と恵美子の前に突如現れ襲いかかる男・田中和也。“リッガー&ベル”という、黒いうわさが絶えない組織の一員のようだが、なぜ2人の前に現れるようになったのか……。

 1月29日放送の第3話には、師岡と清水がゲスト出演。モロが演じるのは、恵美子の元にきた新しい調査依頼「ゴミ屋敷」の所有者・前島四毛。住宅地に建つ2階建ての古い日本家屋はゴミに囲まれており、悪臭問題で警察も稼働する事態となっていた。近所の住人によると、前島は常識人で礼儀正しく身なりもしっかりしていたが、妻亡き後から様子がおかしくなり、近所からゴミを集めてきてはゴミ屋敷を作りあげるようになったというが……。

 清水が演じるのは、前島家へのクレーム対応でパトロールを強化中だという警察官の倉岳庄一。パトロールは2週間くらい前から実施しているが、前島家がゴミ屋敷になっていることに気がついたのはおよそ1年ほど前だという。しかし、梅雨時や夏には悪臭のクレームは特になかったといい……。

コメント

東啓介(滝野高役)

滝野という役を演じるにあたり、監督ともディスカッションさせていただきましたが、滝野は怪奇現象によって周りからおかしな人に見えてしまっているだけで、本当はとても良い人なんだということを忘れないように心がけていました。そして何よりも、ホラー要素を際立たせるために、この怪奇現象に本気で恐れているのだ、ということも大切にしました。それが視聴者の皆さまにも伝わればよいなと思います。台本を読んで、“滝野、きみはなんてかわいそうな人なんだ……”と素直に思いました。何も悪いことはしていないのに、その部屋に住んでいただけで標的になってしまったなんて不幸すぎるなと。実際に演じてみて、自分の家で絶対にポルターガイストは起きてほしくないなと思いましたね(笑)。撮影で実際に体験してみて、怖すぎました。前回に引き続き、冒頭からホラー、ミステリー要素が強く出た作品に仕上がっています。このポルターガイスト問題がどう解決されるのか、そして翻弄される滝野の行方を是非楽しみにご覧ください!

徳井優(熱海光吉役)

演じる熱海光吉はほどほどに真面目な管理人さんです。このドラマはコメディですから、テンポ感を大切に演じました。最初に台本を読んだ時は“犬頭さんて、何者?”と思ったのですが、実際、上川さんと向かい合ったら、いつの間にか犬頭さんを受け入れている自分がいました。おもしろさが多面的なドラマですので、どこかが刺さると思います。お楽しみに!

鳥居みゆき(ママ役)

スナックのゴダイゴンという名前も飾ってある雑貨もいちいち気になる物ばかりでママがチョイスしたんだと考えるとすごく魅力的でした。そういえばゴダイゴンに似た名前の怪獣いたなーと思って検索したら私そっくりだったのでびっくりしました。ママは自分の機嫌に素直な人なのでテンション低いのにかっこいい人を見たら急にテンションあがっちゃうっていうところがうまくできるか不安でしたが、実際に見た上川さんはひっくり返るくらいすてきだったので自然にできました。「ポルターガイストが起こる部屋」どんな作品になっているか楽しみです。放送日には自宅でいつものようにラップ音の鳴る部屋で、点いたり消えたりするテレビを視聴したいと思います。

菅原卓磨(田中和也役)

最初に台本を読んでイメージした田中はゴリゴリの武闘派反社のキャラをイメージしていたんですが、初日の撮影を終えて紙谷監督から“もっとイキがっていて、へなちょこキャラでお願いします”と言われ、いろいろ模索しました。演じる上で大切にしたポイントは“ポンコツさ”です(笑)。また、後半の犬頭に手口を暴かれる長いシーンがあるんですが、台本では田中はほぼ“…”としか書かれてなくて、しかも10カ所くらい(笑)。そのシーンはいろいろ考えましたねぇ。せりふが少ない分、難しかったです。犬好きの僕は、犬太がこれからどうストーリーに絡んでいって、犬頭や若宮とどんな展開をしていくのかが楽しみです! 一緒に空想しながら考察していきましょう!!

モロ師岡(前島四毛役)

とある事情を抱えた父親というとても重い役をやらせて頂きました。父親の息子に対する愛情からくる父親の苦悩をリアルに演じようと心がけました。ドラマに出てくる、家の中をゴミだらけにしてしまう設定は他人事ではないと思いました。私の家族も部屋を片付けない事があるので。撮影は、ゴミだらけの部屋のスタジオセットで、とてもリアルな気持ちで演じることが出来ました。ゴミ屋敷に隠された真実をご期待下さい。そして引きこもりを抱えてる家族の苦悩を少しでも理解してもらえたらと思います。

清水伸(倉岳庄一役)

私の演じる倉岳庄一は、ここ最近、ご近所から苦情の多いゴミ屋敷をパトロールしている警察官で、街の平和を守り、ご近所さんに親しまれる交番のお巡りさんです。演じる上で大切にしたのは“人の良さそうな笑顔”。そんな倉岳さんが犬頭さんに振り回されて…意外な顔も見せる事になります。台本頂き読み進めて行くと、想像したストーリー(結末)が見事に裏切られてしまいました。ゴミ屋敷になってしまった問題物件に潜む闇。一筋縄にはいかない人間関係。演じる上ではそこが非常にデリケートでした。ゴミ屋敷になってしまった問題物件を巡る、人々の悲喜交々。犬頭さんの2個先を行く推理をお楽しみください!

■放送情報
『問題物件』
フジテレビ系にて、毎週水曜 22:00~22:54放送
出演:上川隆也、内田理央、宮世琉弥ほか
原作:大倉崇裕『問題物件』『天使の棲む部屋 問題物件』(光文社文庫刊)
脚本:松田裕子、原野吉弘、北浦勝大
演出:紙谷楓、木下高男、宮木正悟
音楽:森優太、湯浅佳代子、赤坂美和
主題歌:SPYAIR「Buddy」(Sony Music Labels)
プロデュース:江花松樹
プロデューサー:貸川聡子
制作協力:共同テレビ
©フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/mondaibukken/

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