深川麻衣のスマホ使用、若葉竜也の喫煙シーンも 『嗤う蟲』本編映像を使ったマナー動画公開
1月24日に公開される深川麻衣主演のヴィレッジスリラー映画『嗤う蟲』の本編映像を使用したマナー動画が公開された。
本作は、日本各地で起きた村八分事件をもとに実際に存在する“村の掟”の数々をリアルに描き、現代日本に隠されている”村社会”の実態を暴くヴィレッジスリラー。
監督を務めるのは、『アルプススタンドのはしの方』で第42回ヨコハマ映画祭監督賞、第30回日本映画プロフェッショナル大賞監督賞を受賞した城定秀夫。脚本は城定に加え、『許された子どもたち』『ミスミソウ』『先生を流産させる会』の内藤瑛亮が手がけた。
主演の深川と共演の若葉竜也は、スローライフを夢見て田舎へ移住してきた夫婦・杏奈と輝道を演じる。そのほか、松浦祐也、片岡礼子、中山功太、杉田かおる、田口トモロヲらが共演に名を連ねた。
マナー動画は、本編の杏奈(深川麻衣)が携帯電話を使用するシーンで「上映中の携帯電話の使用、SNSへのアップはお控えください」と注意を促すほか、輝道(若葉竜也)が喫煙するシーンで「場内での喫煙や火気の使用は禁止しております」、祭りで大盛り上がりの村人たちの映像に合わせ「場内では騒がない」、隣人・三橋(松浦祐也)が不気味に笑いながら鎌を持つシーンで「危険物の持ち込みは禁止しております」と注意事項が示される。その都度、合間に麻宮村の村人から「ありがっさま!」という言葉が発せられ、最後は輝道が「ありがっさま……」と少しためらいながら口にし、自治会長・田久保(田口トモロヲ)が嗤うことで動画はラストを迎える。
また、本作が2月28日から3月9日にかけて開催されるポルト国際映画祭の監督週間部門(監督週間長編映画コンペティション部門)に出品され、インターナショナルプレミア上映されることが決定。同映画祭は、別名ファンタスポルトとも呼ばれ、SF映画、ホラー映画、スリラー映画、サスペンス映画など、フィクション、ファンタジー系のジャンルに焦点を当てた専門の映画祭、世界3大ファンタスティック映画祭の一つ。出品決定を受け、城定監督は「ご覧頂くみなさまが、どのような見方をし、どのような感想を抱くのか楽しみにしております」とコメントしている。
さらに、ムビチケ前売券(オンライン)またはムビチケ鑑賞券での鑑賞後に入場者プレゼントとして配布されるムビチケデジタルカードの詳細が発表。本作のキャラクタービジュアルがデザインに採用されており、深川、若葉、田口、杉田、松浦、片岡、中山の全7種類が用意された。
城定秀夫監督 コメント
僕は今まで、いわゆるジャンル映画を数多く手掛けてきた監督なのですが、本作「嗤う蟲」はホラーともスリラーともつかないジャンル不定の不思議な魅力をまとった映画に仕上がったと感じています。ご覧頂くみなさまが、どのような見方をし、どのような感想を抱くのか楽しみにしております。
■公開情報
『嗤う蟲』
1月24日(金)新宿バルト9 ほか全国ロードショー
出演:深川麻衣、若葉竜也、松浦祐也、片岡礼子、中山功太、杉田かおる、田口トモロヲ
監督:城定秀夫
脚本:内藤瑛亮、城定秀夫
音楽:ゲイリー芦屋
製作幹事:ポニーキャニオン
製作プロダクション:ダブ
配給:ショウゲート
2024年/日本/カラー/シネスコ/DCP5.1ch/99 分/PG-12
©2024 映画「嗤う蟲」製作委員会
公式サイト:waraumushi.jp