舞台『けものフレンズ』はジャパリパークに遊びに行く感覚! “化学変化”満載のゲネプロレポ
本舞台の2本柱である、コモドドラゴン役の織田奈那とサーバル役の尾崎由香。シリーズ初参加となる織田は「身を委ねて、コモドドラゴンとして自由にこのジャパリパークを生きていけたらと思います」とコメント。6年ぶりに舞台に帰ってきた『けものフレンズ』の顔とも言える尾崎は、「悔いのないようにジャパリパークを遊びたい」と話していた。
織田と尾崎の2人が象徴的であるが、キャスト陣はアイドル出身もしくは現役アイドルと声優との2つに大きく分けられる。どちらが勝っている、劣っているということではなく、1幕での芝居の見せ方、2幕でのライブステージの見せ方、そのどちらにおいても補いあえる関係性のように思える。
例えば、タスマニアデビル役の三村妃乃(NGT48)は、今年開催された『第6回AKB48グループ歌唱力No・1決定戦決勝大会』で第3位に輝いた歌唱力の持ち主。2幕では、伸びやかな歌声を響かせていた。
そして、特筆すべきはカラカル役のカラカルだろう。普段はVTuberとして活動しているカラカルが画面を飛び出して、実際に舞台に登場しているのだ。特殊なケースなのは間違いなく、そういった意味でも多種のフィールドのキャストが集結した、化学変化の凄まじい舞台と言えるだろう。
10周年記念企画の一環として行われる本舞台は11月17日まで上演となり、加藤里保菜は11月10日以降の公演で出演予定となる。
『舞台「けものフレンズ」JAPARI STAGE!~きみのあしおとがまたきこえた~』ゲネプロレポートショット(全29枚)
■公演情報
舞台『けものフレンズ』JAPARI STAGE!〜きみのあしおとがまたきこえた〜
公演期間:11月8日(金)〜11月17日(日)全11回
会場:品川プリンスホテル クラブeX(〒108-8611 東京都港区高輪4-10-30)
出演:織田奈那、稲村梓、加藤里保菜、カラカル、佐藤遥、根本流風、野口真緒、八木ましろ、安藤千伽奈、岩田陽菜、金沢友花、篠原望、中野郁海、雛形羽衣、三村妃乃、吉宮瑠織、尾崎由香
作・企画:けものフレンズプロジェクト
脚本・演出:村上大樹
公式サイト:https://kemono-friends-butai.jp/