渡邉美穂、『虎に翼』出演は俳優として絶好のタイミング 主演作を控えた“ブレイク前夜”

渡邉美穂、朝ドラ出演は絶好のタイミング

 渡邉は2022年に日向坂46を卒業後、『虎に翼』で脚本を務める吉田恵里香も所属する事務所「QueenB」に移籍。ドラマ『イチケイのカラス スペシャル』(フジテレビ系/2023年)、『SHUT UP』(テレビ東京系/2023年)、『あなたの恋人、強奪します。』(テレビ朝日・ABCテレビ/2024年)といった映像作品のほか、舞台、タレントとしてなど、マルチに活躍。特に今後の予定に注目すべきであり、渡邉がダブル主演の一人を担う11月上映の映画『あたしの!』、さらに2025年公開の映画『青春ゲシュタルト崩壊』でもダブル主演の一人を担っていたりと、これからさらに俳優として脚光を浴びるであろう絶好のタイミングで『虎に翼』に出演しているということになる。

日向坂46 渡邉美穂が放つ星のような輝き 『星になりたかった君と』で見せる等身大の芝居

ドラマ『星になりたかった君と』(日本テレビ系)が、1月4日、5日の2夜連続放送をスタートさせた。  遊歩新夢による「第1回令和…

 まだ渡邉がグループに所属していた2021年に彼女が出演したドラマ『星になりたかった君と』(日本テレビ系)のレビュー記事を筆者は担当していた。共演は眞栄田郷敦と板垣瑞生という渡邉と同世代の面々。渡邉にとってはグループを飛び出し、一人でドラマの演技に挑戦するのは『星になりたかった君と』が初めての作品だった。筆者は当時、渡邉の芝居を「正直まだまだ初々しい部分もある」と評価しながらも、「数年後に振り返った時、キャストに驚くような、そんな可能性を感じさせるドラマだったと思う」と締めくくっていたのだが、その3年半後に予言通りのことが起こるとは書いた筆者が一番驚いている自信がある。

眞栄田郷敦×渡邉美穂×板垣瑞生が作り出す新しいムード 『星になりたかった君と』に感じた可能性

ドラマ『星になりたかった君と』(日本テレビ系)が、1月4日、5日の2夜連続放送に幕を下ろした。  前後編合わせて、実尺44分。…

 先述した姑への憎しみ溢れる笑顔を筆頭にして芝居の面でも朝ドラ視聴者を楽しませてくれた渡邉。第22週予告では寅子の胸で泣く秋山のカットもあり、一面だけではない、さらなる秋山の表情が見られそうだ。

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