スカーレット・ヨハンソンが「5分だけでも」と熱望 『ジュラシック・ワールド』新作出演へ

スカーレット・ヨハンソン、『JW』新作出演へ

 ヨハンソンといえば、7月19日に日本公開を控える『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』や、アメリカで9月20日公開予定のアニメーション映画『トランスフォーマー/ONE』にエリータ-1役として出演することも決定している。

『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』予告

 前者はユーモラスなヒューマンドラマ作品とのことで、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた『ジョジョ・ラビット』での演技を彷彿とさせたり、後者のような“声の出演”も『SING/シング』シリーズや『her/世界でひとつの彼女』などで数多くこなしている。加えて近年はノア・バームバック(『マリッジ・ストーリー』)やウェス・アンダーソン(『アステロイド・シティ』)などインディーで作家性の強い監督との仕事も多く見受けられる。もちろん、それは今に始まったことではなく、むしろ彼女のキャリアは『ゴーストワールド』や『ロスト・イントランスレーション』から始まったと言っても過言ではないため、ヨハンソンのインディードラマ作品での活躍は彼女の原点回帰のようなものさえ感じる。

映画『ゴーストワールド』予告編

 マーベル映画でのブラック・ウィドウ役もアイコニックだったが、シリーズ卒業後は大型のハリウッドブロックバスター映画とインディー作品、それぞれバランスを保ちながら出演作を選んでいるようで興味深い。今後はクリストファー・マッカリー監督×トム・クルーズ主演の『The Gauntlet(原題)』や、『フィッシュ・タンク』『アメリカン・ハニー』のアンドレア・アーノルド監督による『Featherwood(原題)』、ウェス・アンダーソン監督の次回作『The Phoenician Scheme(原題)』への出演が決定しているが、今は何よりも『ジュラシック・ワールド』最新作で、第1作目の大ファンと公言するヨハンソンがどんな顔を見せてくれるのか楽しみで仕方ない。

参照
https://comicbook.com/movies/news/scarlett-johansson-jurassic-world-david-koepp-incredible-script-exclusive/

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