間宮祥太朗、『アクマゲーム』現場の雰囲気は「自然に作られた」 過酷な撮影を支えた会話

間宮祥太朗、『アクマゲーム』撮影裏を語る

 日本テレビ系の『ACMA:GAME アクマゲーム』が6月9日に最終回を迎える。原作は『週刊少年マガジン』(講談社)に連載された、メーブ原作、恵広史作画の『ACMA:GAME』。“悪魔の鍵”をつかった命懸けの「アクマゲーム」に挑む者たちの白熱したバトルが魅力だ。

 そんな本作の主人公・織田照朝を演じる間宮祥太朗にインタビュー。カンボジアロケが行われるなど過酷な撮影となった本作に、間宮はどのように立ち向かったのか。

手探りで見つけていった、現場での“共通認識”

ーー最初にOAを観たときはどのように感じましたか?

間宮祥太朗(以下、間宮):やはり1番印象的だったのは、悪魔です。それ以外のお芝居部分に関しては他の作品でもやってきたことなので想像がついたのですが、悪魔だけはCGなのでどういう仕上がりになるのかわからないまま撮影をしていました。なので完成した映像を観たときに、「こういう動きをして、こういう見た目をしているのか!」と思いましたね。

ーーたしかに! 視覚的な部分は想像するしかないですもんね。

間宮:それから現場では俳優の方々が悪魔の声を代読してくださっていたのですが、放送では声優の方々が担当されていたので、その点も新鮮でした。現場で聞いて、慣れ親しんだ声とは違うので驚きがありましたね。

ーー本作の会見でも、CGでの撮影は手探りだったとお話しされていましたね。

間宮:演者が、というよりかは、現場全体でどういう進め方をして、どういう手順で撮っていくのがベストかを探していった感じです。回を重ねるごとに次に何をすればいいかなどの共通認識が持てるようになって、円滑に進むようになりました。

ーー間宮さん自身が撮影中に苦労したことはありますか?

間宮:やっぱり見どころはアクマゲームであり、この作品の大きな軸です。いくつものゲームが出てくるのですが、そのゲームによってルールや戦い方はもちろん、撮り方なども異なってきます。台本では違和感を感じなかった部分でも、実際に自分たちが肉体を使って動いてみると、調整が必要だと感じた部分もいくつか出てきて。そこを修正したり、話し合ったりしながら、どうしたら成立するかみたいな部分を調整していく作業は頭を使って考えていました。

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