『ワンダフルデイズ』“キス職人”チャ・ウヌの技巧が光る 最終話は心温まる幕引きに
本作で、世界中で愛される“顔天才”チャ・ウヌのキスシーンが流れるたびに、歓喜の声がネット上で続出したが、最終話もキス職人チャ・ウヌが魅せてくれた。ヘナとソウォンの物語を生徒たちが影絵で演じた動画を見たソウォンは、ヘナを抱き寄せキスをする。パク・ギュヨンの腰に手をまわして、自分の体にグッと抱き寄せるチャ・ウヌに思わずテンションが上がってしまう。最後の最後まで、いろいろなシチュエーションでアツいキスシーンを魅せたチャ・ウヌはまごうことなきキス職人だ。
本作は、ファンタジー要素のある設定がかわいらしく、パク・ギュヨンとチャ・ウヌだけでなく、ユル(ユン・ヒョンス)とソウォンのやり取りも癒しであった。ヒロインのヘナを演じたパク・ギュヨンは、普段の柔らかい雰囲気と、ソウォンを誘うような自分では気づいていない色気のバランスが絶妙だった。山神を演じたイ・ヒョヌの、神としてのカリスマ性と前世の苦悩を感じさせた演技も見事だった。
最後にチャ・ウヌの次作にも触れておきたい。次作は、サスペンススリラーの『ワンダフル・ワールド』で、3月に韓国で放送予定だ。『ワンダフル・ワールド』でチャ・ウヌは、善良な顔をしているが本音がわからないミステリアスな人物クォン・ソンユル役を演じる。ソンユルは両親を亡くし、荒んだ人生を送る中で、主人公と共に事件に巻き込まれていく。チャ・ウヌが、奇しくも本作と同じ「ワンダフル」がタイトルにつく次作で、どんな姿を見せてくれるのか楽しみだ。
■配信情報
『ワンダフルデイズ』
U-NEXTにて独占配信中
出演:チャウヌ、パク・ギュヨン、イ・ヒョヌ
演出:キム・デウン
脚本:ペク・イナ
©2023 Lifetime & Group8
(写真はMBC公式サイトより)