『韓国ドラマな恋がしたい』が生み出す恋の化学反応 芝居と向き合う8人の恋心の行方は?

『韓国ドラマな恋がしたい』8人の恋心の行方

 Netflixにて恋愛リアリティシリーズ『韓国ドラマな恋がしたい』が好評配信中だ。本作は「ABEMA」の人気オリジナル恋愛番組『恋愛ドラマな恋がしたい』シリーズの最新作。韓国を舞台に、日韓の俳優8人が男女2人ずつのペアになってドラマの主演をかけたオーディションに挑む。稽古やドラマ撮影でのキスシーンを通して、俳優たちに恋心が芽生えるかにも注目だ。

 特筆したいのは、豪華な参加者たち。日本からは、映画・ドラマでのキスシーン経験が豊富な山下リオを筆頭に、E-Girlsのメンバーから女優に転身した坂東希、演技経験の長い工藤綾乃と北原帆夏が参加。さらに韓国からは、ドラマ『女神降臨』などに出演したキム・ウォンシク、日本でも馴染みのある「超新星」のメンバーから俳優に転身したソン・ジヒョク、モデルのキム・ドンギュとイ・テギュンが参加する。キャリアも豊富な参加者だからこそ、どんな恋の化学反応が生まれるのかも気になるところだ。

 まずは、第9話までのエピソードの中から印象的な出来事を2つ紹介したい。1つ目は、なんといっても希の苦しい胸中だ。オーディションにはなかなか受からず、やっと主演の座を掴んだかと思えば、希の想い人・ドンギュの心はリオを向いている。希の心はボロボロだった。その一方で、希を気になっている男性メンバーの存在も。それがウォンシクなのだ。いよいよ第10話では、女性メンバーの話し合いの元にペアが決まることになる。ここで希がどのような決断をするのかは、大きな注目ポイントだ。

 2つ目は、思わぬ心の動きを見せたウォンシクの存在だろう。帆夏とペアになることが多かったウォンシクは、序盤こそ帆夏に気持ちがあった。だが帆夏はウォンシクとのペアを一度解消。それはテギュンに気持ちが向いていたからだ。それにも関わらず、帆夏はウォンシクのことが忘れられなくなる。でも、相手が自分のことをずっと好きでいてくれるとは限らない。ウォンシクはすでに希に好意を寄せていたのだ。この絶妙な恋模様は、希とドンギュ、リオとドンギュ、綾乃とテギュンの恋とも複雑に絡まり合う。些細なすれ違いや、運命のいたずらによって生まれた恋の関係性。だからこそ、まだまだ何が起こるかわからない部分もある。

 『韓国ドラマな恋がしたい』は、全12話のうち第9話までが配信中。第1話からじっくり観るのもよし、興味はあるけれどなかなか追いつけないというときには第9話から観始めても十分楽しめる。なんといっても本作には、まだまだ見どころが山ほどあるのだ。残すところはあと3話だが、この3話にこそ視聴者の気になるポイントがぎっしり詰まっている。参加者の恋の行方を筆頭に、最後のオーディションのペア、そして誰の恋が成立するのか。加えて、韓国でのドラマ撮影の様子や、経験豊富な俳優たちのショートドラマにも注目だ。本気で芝居と向き合う8人の姿を見届けてほしい。

■配信情報
『韓国ドラマな恋がしたい』
Netflixにて配信中
出演:山下リオ、工藤綾乃、北原帆夏、坂東希(ex. E-girls)、キム・ドンギュ、キム・ウォンシク、イ・テギョン、ソン・ジヒョク(SUPERNOVA)

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