『家政夫のミタゾノ』松倉海斗登場で先輩・後輩共演が実現 ミタゾノ流“恋のアドバイス”も

『家政夫のミタゾノ』ミタゾノ流“恋の助言”

 生きていれば、どうしたって自分ではどうしようもないことにぶつかることがある。そういう時にはつい、自分の境遇を嘆いてしまうが、考え方次第で自分にとってプラスになることと捉えることもできる。『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)第4話では、その考え方のヒントがちょっとした家事テクの中にもあることを教えてくれた。

 ホテルやレストランなどを経営する天宮グループの社長・天宮雄一(伊武雅刀)宅へ派遣されたミタゾノさん(松岡昌宏)と光(伊野尾慧)、そして実優(桜田ひより)。天宮家の令嬢・麗美(佐津川愛美)は、テレビやネットで話題になるたびに会社の株価が上がるので、「株価を動かす令嬢」と呼ばれていた。

 美人で謙虚な社長令嬢というイメージの麗美だったが、ミタゾノさんたちが訪れた先で見たのは傲慢で高飛車な、イメージとは真逆の麗美の姿だった。「なんとか麗美に見合った相手と結婚させたい」と雄一は、和菓子チェーンの若き社長で「こしあんの貴公子」と呼ばれている橘虎彦(西銘駿)を候補として連れてくるが、麗美は「そんな男が私と釣り合うはずがない」とまったく興味を示さないのだった。

 冷蔵庫の中には和食の食材しかないにもかかわらず、麗美は10分でイタリア料理を作るように言うなど、無理難題を押し付けた上に「私とお父様の命令は絶対。少しでも粗相をしたらクビ」宣告。さらに食事は魚中心で、それに使う魚は近所の鮮魚店「ととの屋」から配達してもらったものでなければならないという。

 麗美は魚の配達にやってきた舟木啓介(松倉海斗)にはわざわざ自ら対応し、明らかに特別待遇をしていた。麗美の部屋を覗き見たミタゾノさんは、麗美と啓介が幼なじみであることを察知。光と実優も、麗美が結婚を断り続けているのは、長い間、啓介に片思いをしているからだと推測する。しかしひょんなことから啓介に親密な女性・真緒(寺本莉緒)がいることを知ってしまった麗美は、ミタゾノさんたちに「あの男を私にもう一度振り向かせなさい」と命令。啓介も麗美に対してまんざらではない様子を見せるが、なかなか素直になれない麗美の行動により、事態は思わぬ方向へ転がっていく……。

 今回は、ゲストとしてTravis Japanの松倉海斗が啓介役で登場。松岡昌宏、伊野尾慧との先輩・後輩共演が実現した。

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