八木莉可子が語る自身のターニングポイント 『パリピ孔明』で得た多くの新しい経験とは?

八木莉可子が語る自身のターニングポイント

 フジテレビ系にて放送中のドラマ『パリピ孔明』。『ヤングマガジン』(講談社)にて連載中で、単行本の累計発行部数は160万部を突破する人気コミックを実写ドラマ化した本作は、天才軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に転生し、歌手を目指すアマチュアシンガー・月見英子を成功に導いていく音楽青春コメディだ。そんな英子(上白石萌歌)が成長をするためのキーパーソンとなる人物が、久遠七海だ。演じるのは、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』、Netflixシリーズ『First Love 初恋』などで注目を浴びた八木莉可子。七海の役づくりや初共演の上白石萌歌の印象、自身のキャリアについて、八木に話を聞いた。

「いろいろと経験して音楽の楽しさを知ることができました」

――本作のオファーを受けたときの心境を聞かせてください。

八木莉可子(以下、八木):正直、最初は不安が大きかったです。今回私はギターとベースと歌とダンスに挑戦させてもらったのですが、ダンスは以前、CMで挑戦したことがあるんですがちゃんと習ったことがなくて。ギターとベースに関してもほぼ触ったこともない状態だったので、本当に自分で務まるのだろうかという不安が大きかったです。でも、このような役を経験のない私がいただけたというのはありがたいことなので、頑張りたいと思いました。

――八木さんから見た七海の魅力や、自分と似ていると思う部分はありますか?

八木:七海は気の強そうな格好をしていますが、根は音楽オタクなんじゃないかと思っています。責任感も持っている子で、見た目以上に真面目な部分もあります。自分と七海は、オタクっぽいところが重なるかもしれません。私も好きなものを突き詰めてしまうし、何事に対してもオタク気質なところがあります。

――七海は、芸能の道で成功するも葛藤を抱えるという役どころです。こうした境遇に共感する部分はありましたか?

八木:もちろん七海と私の置かれている場所に違いはあります。でも自分もいろいろな方の支えがあるから前に立たせていただく仕事ができているので、そこは演じていて同じだと思いました。

――英子役の上白石萌歌さんとの撮影はいかがでしたか?

八木:今回初めて上白石さんにお会いしましたが、すごく優しい方です。ギターの経験もあるとのことで、演奏するのが初めてで緊張していた私に優しく声をかけてくれました。あとAZALEA(アザリエ)の3人と上白石さんで一緒に撮影をしたときに、上白石さんがAZALEAのダンスを一緒に踊ってくださり、動画で撮影したりもしました。

――同世代で盛り上がれたようですね。

八木:お互いに、この曲のコードが難しいとか、楽器は大変だという話をしていました。上白石さんもドラマ内でたくさん曲を披露するので大変そうでしたね。

――ギターやベースは未経験とのことですが、練習は大変でしたか?

八木:難しかったですね。ベースはピック弾きもあれば、指弾きもあって、途中で指の皮がめくれちゃったりも。ベースは1音1音で押さえますが、ギターはコードで押さえるので、頭がごちゃごちゃになっちゃいました。それと、弾き語りって、自分が歌っているリズムと手のストロークのリズムが違うということを初めて知り、シンガーソングライターの方の凄さがわかりましたね。でも、いろいろと経験して音楽の楽しさを知ることができました。

――CM以来のダンスということですが、振り付けがとても個性的でした。

八木:ちゃんとダンスを習った経験がないので不安でしたが、ダンススタジオを自分でも借りて、衣装も着て練習しました。アイドルユニットAZALEAの2人とは裏でもすごく仲良くなれて、ずっと一緒に練習していました。本番では「今までの頑張った成果をぶつけよう」という心境でした。実際の撮影でも観客としてエキストラの方が入っていたので、3人で頑張ろうという気持ちで本番に挑みましたね。AZALEAの中にはダンス経験者の子もいたので、「こうした方がいいんじゃない」とか「難しいね」などと言いながら練習していました。

――本当のユニットデビューという感じですね。

八木:七海はダンスをすることにはちょっと抵抗があるという役なのですが、その抵抗があるという気持ちも持ちつつ、一緒に練習してきた3人で頑張ろうという気持ちで本番を迎えました。

――AZALEAで特に気に入っている振り付けや、視聴者に一緒に踊ってほしい振り付けはありますか?

八木:最初の方に、AZALEAが自分たちのグループ名(英語)のロゴを振り付けでやっているシーンがあります。ぜひそこを真似してもらいたいですね。実はそういう面白さが振り付けにも隠されているので、見つけてもらえたら嬉しいです。

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