『相棒』右京&亀山コンビが挑む新たな事件の幕開け 寺脇康文と浅利陽介の初対面が実現

『相棒』寺脇康文と浅利陽介の初対面が実現

 水谷豊がちょっと変わった刑事・杉下右京を、寺脇康文がその相棒の亀山薫を演じる大人気ドラマシリーズ『相棒 season22』(テレビ朝日系)がスタートした。

 ある日、右京は行きつけの家庭料理屋「こてまり」の女将・茉梨(森口瑤子)と共に、亀山と美和子(鈴木砂羽)のマンションを訪れることに。料理教室に通い始めた美和子が、上達した料理の腕前を披露したいと招待したのだ。そこにもう一人、招かれていたのは、美和子が料理教室で知り合った上原阿佐子(栗山千明)という女性。右京たちと打ち解けた阿佐子は、婚約者の牧村克実(市川知宏)が行方不明になっていることを明かし、捜索を依頼する。

 一方、伊丹憲一(川原和久)たち捜査一課は、男性が自宅マンションから転落死した事件を捜査していた。男性は、「微笑みの楽園」という宗教団体の信奉者で、何者かに突き落とされた可能性があった。この宗教団体は1年前起こった個人経営のレストランでの爆弾テロ事件や10年前に起こった警察や政治家を狙った大規模なテロ事件に関わっていると考えられていた。

 右京たちは捜査をすすめていく中で、牧村が「微笑みの楽園」について調べており、どうやら教団の内部に潜入したことを突き止めた。バラバラに見えたふたつの事件が、1つの宗教団体によって繋がりを見せ始めていた。さらにそこへ公安や社美彌子(仲間由紀恵)が室長を務める内閣情報調査室(内調)も絡んできて、事態はどんどん複雑になっていく。

 そんな事情もあり、右京はひょんなことから現在は内調に所属しており、かつて特命係にいたことがある青木年男(浅利陽介)に再会。『season21』第11話で青木は、内調に保管されていたある大物議員が殺人教唆をした証拠となる音声データを右京に提供し、事件解決に貢献している。ただ、この時は姿を見せず、存在を匂わせるだけで颯爽と立ち去っている。

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