川村壱馬×RIKU×吉野北人が甘い歌声で観客を魅了 “デートセラピスト”の役作り秘話も

川村壱馬×RIKU×吉野北人が歌声で魅了

 そしてプログラムは川村、RIKU、吉野、中川監督によるトークセッションへ。まず川村が「緊張しすぎている」と公開へのプレッシャーがあることをほのめかし、RIKUは「ビジュアルや予告編でイメージを膨らませても見事に騙される」、吉野は「キラキラした要素だけでなく、リアルな要素も見せられた」と作品を紹介。

(左から)吉野北人、川村壱馬、RIKU

 「3人のパブリックイメージを少し変えることをイメージした」という中川監督は、川村の人間性の激しさや繊細さの奥にある美しさ、RIKUが意外にも兼ね備える繊細さ、吉野が実は持っているリーダーシップを引き立たせようとした模様。

吉野北人

 そんな狙いがあってか、中川監督は出演者にサプライズの演出を施していたという。川村は「当日に3分半の長尺セリフを考えさせられた」、現場で出会ったキャッチの一般男性を撮影に紛れ込まされた吉野は「台本は『タバコを吸う』みたいなト書きだけだったのに、背後でブツブツ言ってる方がいて……。『撮影中です!』と思って(笑)」とそれぞれ冷や汗をかいたエピソードを披露。

川村壱馬

 そんな中川監督を川村は、「世の中にこんなに牙をむいている人がいるんだなと。映像の差し込み方も独特」と評価。ふたりは出会ってから意気投合したそうで、それについては監督も「いろいろLINEを飛ばし合って。共鳴しました」と証言。

 謎に包まれた「デートセラピスト」という役どころについては、川村が「わからなかったので、台本を読み解いていきました。闇や汚い部分も含めて接しているところにリスペクト」と語ると、吉野は「女性をお姫様だと思うようにもてなす」とコメント。RIKUは自分がスマホで撮影した写真が劇中で使用されていることを受け、「(役名の)『イチヤアルバム』を作ったので、少しずつ公開していければ」とほのめかした。

RIKU

 最後に「ボーカル3人が主演を務めた映画ということで、公開にワクワクしています」(吉野)、「初めての映画作品、この作品が皆さんのなかで生き続けたら嬉しいです」(RIKU)、「緊張感と楽しみな気持ちとワクワクに包まれながら、何日か過ごしてた感じがあります。まだ特別上映という形ではありますが、皆さんに映画が届いて嬉しい」(川村)と3人がそれぞれメッセージ。プレミアムイベントは幕を閉じた。

■公開情報
『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』
12月1日(金)全国ロードショー
出演:川村壱馬、RIKU、吉野北人、安達祐実、穂志もえか、夏子、坂井真紀、村上淳
監督・脚本:中川龍太郎
企画プロデュース:EXILE HIRO
コンセプトプロデューサー:小竹正人
音楽:YUKI KANESAKA
企画製作:HI-AX
制作プロダクション:ダブ
配給:松竹
©2023 HI-AX「MY (K)NIGHT」
公式サイト:movies.shochiku.co.jp/my-knight/

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