実写版『ONE PIECE』シーズン2はどこまで描かれる? チョッパーの再現度にも注目

『ONE PIECE』S2はどこまで描く?

 配信がスタートする前から世界中でアツい注目を集めていた実写版『ONE PIECE』(Netflix)。いざ世界のエンターテインメント市場にこのビッグタイトルが放たれると、またたく間に話題は広がり、まさに劇中さながらの“大海賊時代”がはじまった。このページにたどり着いたあなたもそのひとりだろう。

 全8話をすぐさまコンプリートし、誰もが「続編=シーズン2」があることを期待したに違いない。いや、ドラマで描かれる物語は原作マンガのほんの序盤のほうだ。これから“偉大なる航路(グランドライン)”へ向かおうとするところで終わった。「続編」の存在を確信し、その後のルフィ率いる麦わらの一味の旅路をあれこれ夢想したはずだ。そんな私たちのもとへ、「続編」が制作される正式な情報が届いた。お目にかかれるのはまだかなり先のことになるのだろうが、これには胸の高鳴りが止まらないというものである。

 Netflix公式の情報によると、本作は配信開始から2週間足らずで3,780万VIEWS(=作品の総視聴時間を作品の総尺で割った値)を達成し、世界93カ国でトップ10入り。日本をはじめとする46カ国で1位を獲得して、Netflix史上に残るレベルで現在のエンターテインメント界を席巻しているらしい。テレビアニメ、映画、ゲーム、歌舞伎など、これまでにもあらゆるメディアミックス展開を果たしてきた『ONE PIECE』だが、そのなかでも規模感でいえば最大級のものだろう。

 さて、そんな「続編=シーズン2」で気になるのが、原作マンガのどのあたりまでを実写ドラマとして描くのかということ。すでに「シーズン1」を観終えた方々は、このドラマがさまざまな改変によって成り立っていることを知っているはずだ。原作の11巻あたりまでをベースにしているが、出番が短いキャラクターもいれば、そもそも登場しないキャラクターだっている。逆に11巻までのうちに出番のないキャラクターが非常に重要な役どころで登場していたりもする。ぶっちゃけてしまえば、あの首領クリークが(ほとんど)登場せず、ルフィの祖父である海軍中将・ガープが登場し、原作では後に大活躍するコビーがつねに重要なポジションを占めているのだから、「続編」ではもう何が起こってもおかしくないだろう。

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