坂東龍汰×Kis-My-Ft2 宮田俊哉が明かす、人生における大事な存在 「力を感じました」
宮田「好きなライブを毎年やるために、一日一日を過ごしている」
ーーお二人にとって、新しいことに挑戦するきっかけになった人や作品はありますか?
宮田:僕はキスマイのメンバーかな。CDデビューする前に、キスマイの初めてのライブで「ソロ曲何やる?」って話になったときに、「オタ芸やりたい」って言ったんですよ。僕、マジでオタ芸をカッコいいと思っていて。それを言ったら、「いやいやそれ違くない?」って大人の人たちに止められたんですけど、メンバーは爆笑しながら「いいよ、やりなよ! 面白い」って言ってくれて。実際にやってみたら、めちゃくちゃ盛り上がってハマりましたね。
ーー宮田さんがオタ芸やるのは、初期のキスマイのライブではおなじみでしたね。
宮田:思えばもっとカッコいいことをやっておけばよかったなって思う瞬間もありますけど(笑)。
坂東:オタ芸を踊れるっていうのは、カッコいいですよ。生ききってるなあって。
ーー坂東さんはいかがですか?
坂東:僕はマネージャーさんですかね。今の事務所と契約するときに、今もずっと変わらずマネージャーでいてくれている方が、すごく真っ直ぐな目で「一生かけてマネジメントしたい」って言ってくださったのを見て、直感で「ここで芸能人生をスタートするべきだ」と思ったんですよね。そのときはすごく力を感じました。「お願いします!」って言って、すぐに握手をしました(笑)。
ーー映画の登場人物たちのように、最近新たに始めたことや挑戦したことはありますか?
宮田:僕、数日前にX(Twitter)を始めたんですよ。
坂東:X(Twitter)(笑)。
宮田:どこのサイトを見てもX(Twitter)って書いてあるから(笑)。今までやってこなかったSNSをやるのがすごく楽しくて、そればっかり気になっちゃって(笑)。
坂東:かわいい(笑)。
宮田:スマホをいじってる時間って、調べたら見れるじゃないですか? この間、1日7時間見てて(笑)。
坂東:じゃあInstagram始めたら、ライブとかもしちゃってヤバいんじゃないですか?
宮田:確かにやりそう。お風呂入ってるときもスマホ見てるもん。
ーー(笑)。坂東さんはいかがですか?
坂東:最近友達に誘われて、打ちっぱなしのゴルフに行ったんです。僕の偏見で、ゴルフは貴族の遊びみたいなイメージがあって、今まで手を出せなかったんですけど、誘われて行ってみたらもう楽しくて。気づいたら2時間くらい打ちっぱなしをしてて、本当に楽しくてハマっちゃいそうです。
ーー新しい刺激はどこから得ているんですか?
宮田:僕1人じゃ足りないなって思っているぐらい、やりたいことが多くて。僕、いつかアニメを作りたいというのが自分の中の夢であって。それ以外にも、やりたいことが多いので、とりあえず今自分の頭の中にあることを全部やった上で、また新しいことに挑戦したいなと思っています。
ーーそれこそYouTubeだったらいろいろできそうですよね。
宮田:YouTubeも楽しそうだな。ジャニーズのゲームをやるYouTubeがあって、それも「やりたいやりたい!」って言ってやらせてもらっていて、もうスケジュールがパンパンになってるんで(笑)。僕、ニコニコ動画で番組やっていたり、最近X(Twitter)を始めるし、10年前の人間ですね(笑)。
坂東:ははは(笑)。僕は常にどの現場に行っても刺激の繰り返しですね。これが僕の仕事の醍醐味というか、そこに魅力を感じているからやっているのかなと思います。毎回課題があって、何かクリアしないといけないことが必ずあるので、同じことを繰り返すということは一回もない。そこがもう日々の刺激ではありますね。
ーー今の仕事を続けるモチベーションはなんですか?
宮田:僕は、芸能界に入って一番最初に立ったステージが、横浜アリーナで行われた先輩のコンサートのバックで。踊った瞬間に見た客席のペンライトとか客席の歓声とかを聞いて、それをすごく魅力に感じて、「ずっとここにいたい」って気持ちになったんですよね。好きなライブを毎年やるために、一日一日を過ごしているのかなって思います。なんかライブジャンキーみたいになってますね。クセになっちゃってます(笑)。
坂東:ライブジャンキー、分かるなあ。
宮田:たまに、ライブや舞台をやっていても、めちゃくちゃハイになる瞬間が自分の中にあって。
坂東:ゾーンに入っちゃうみたいな?
宮田:そう。すごく気持ちよくなっちゃってる自分がいる。でもそれがたまらないんですよ。普通の宮田俊哉ではなくて、アイドルとしてライブのステージに立っている、舞台のステージに立っているのが好きなんでしょうね。だから続けているのかなと。
ーー坂東さんはいかがですか?
坂東:モチベーション……わからないですね。わからないから続けているのかも。わかろうとする気持ちをずっと持っていればいいのかなとも思います。この業界にいざ入っていろんな役をやったりする中で、どんどんわからなくなってくることが多いというか。でも、わからないことが増えてくる分、自分のことを模索するんですよね。結局わからないんですけど、でもそれがやっぱり楽しいんです。
ーーわからないからこそ面白いのかもしれないですね。
坂東:何がモチベーションになっているのかわからないからこそ楽しい、みたいなことはあるかもしれませんね。
■公開情報
『バカ塗りの娘』
全国公開中
出演:堀田真由、小林薫、坂東龍汰、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)
監督:鶴岡慧子
脚本:鶴岡慧子、小嶋健作
原作:髙森美由紀『ジャパン・ディグニティ』(産業編集センター刊)
製作:「バカ塗りの娘」製作委員会
制作プロダクション:アミューズ 映像企画製作部、ザフール
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
2023年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/118分
©2023「バカ塗りの娘」製作委員会
公式サイト:https://happinet-phantom.com/bakanuri-movie/
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