山時聡真が語る、俳優業を“天職”と感じた理由 『最高の教師』で念願の学園ドラマに挑戦
錚々たるメンバーも「ライバルという意識はない」
奥平や加藤はもちろん、芦田愛菜、當真あみ、茅島みずきなど、映画やドラマで活躍している俳優たちも多数出演する。山時自身も、初出演映画『ゆずの葉ゆれて』では、モスクワ国際映画祭で優秀演技賞を受賞するなど、俳優としてのキャリアは豊富だが、同世代の共演者はライバルなのだろうかーー。
「すでにキャリアの長い方もいますし、演技も上手な方がたくさんいます。でも僕的にはライバルという意識は全然なくて、誰かに勝ちたいとか負けたくないとかではなく、みんなで一生懸命頑張って『アカデミー賞獲りたいね』という感じなんです。素敵な俳優さんたちばかりなので、一緒に頑張ることで、きっと自分も成長できると思っています。この作品を機会に、もっといろいろな作品で共演できたらという思いが強いです」
現場はみんなで和気あいあいとした雰囲気だというが、そのなかでも親しく接しているのが、向坂俊二役の浅野竣哉だという。
「僕は結構人と仲良くなるのが早くて、皆さんと仲がいいのですが、『サヨウナラのその前に』でも共演した浅野竣哉さんは、今作も相棒のような関係性なので、すごく仲良くしてくれています。あと加藤清史郎さんも、今回僕が演じる役とは結構密接に関わる役なので、積極的に仲良くしたいなと思っていました。誕生日にプレゼントをくれたり、弟みたいに僕と接してくれながらも、同級生役として友達の感じも出してくれています。皆さん、キャリアとか関係なく対等に話してくださる方ばかり。それは松岡茉優さんも一緒で、僕たちと目線を合わせてくださるので、たくさん学ぶことが多いです」
小学生のときにスカウトされて芸能界に入った山時。前述したように、初出演映画『ゆずの葉ゆれて』で海外の映画賞を獲った。
「初めての映画出演で、モスクワで賞をいただきました。もちろん、監督さんやスタッフさんのおかげだし、運もあったと思いますが、そこで賞をいただけたことで『この仕事に向いているのかも』と思えました」
こうした経験から、俳優業は「天職かも」と感じたという山時。だからこそ妥協はしない。
「僕はできなかったことはできるまでやるタイプです。もちろんくじけることもありますが、俳優という仕事については、絶対くじけない。どんな難しい役でも、いただいたからには絶対に全うしたいんです」
まだ自分の演技をしっかりと視聴者に「伝えられた」と証明できた実感がないという。だからこそ「この作品でしっかりと結果を出したい」と山時は意気込んでいた。
■放送情報
新土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』
日本テレビ系にて、毎週土曜22:00〜放送
出演:松岡茉優、芦田愛菜、奥平大兼、加藤清史郎、當真あみ、茅島みずき、山時聡真、本田仁美(AKB48)、窪塚愛流、福崎那由他、田牧そら、山下幸輝、寺本莉緒、萩原護、詩羽、田中美久(HKT48)、浅野竣哉、丈太郎、柿原りんか、橘優輝、莉子、田鍋梨々花、夏生大湖、藤嶋花音、岩瀬洋志、阪本颯希、岡井みおん、藤﨑ゆみあ、のせりん、川本光貴、白倉碧空、細田善彦、長井短、サーヤ(ラランド)、犬飼貴丈、荒川良々、松下洸平
演出:鈴木勇馬
プロデューサー:福井雄太、鈴木努、秋元孝之
チーフプロデューサー:田中宏史
主題歌:菅田将暉「ユアーズ」
制作協力:オフィスクレッシェンド
製作著作:日本テレビ
©日本テレビ
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