『わたしのお嫁くん』高杉真宙×波瑠に必要な愛情 おあいこな2人のかわいすぎるマウント
そして、同じ事象を前にしても正反対に受け取る2人ならではの展開がまた待ち受ける。穂香は自分にとっても山本が特別な存在だと最上級の愛情表現を直接伝えようと場を設けるが、それを山本は別れ話だと勘違いする。お決まりの流れだ。
しかし、「相手が生きてるうちにしか愛を伝えられないんだから」と事あるごとに口にしていた勝子は、孫のお相手が古賀ではないことを見抜いており、穂香だけの大切な人の存在を認めた。結果的に、このとんでもない“恋人ごっこ”のおかげで穂香自身はもちろん、彼女の家族もまた山本の魅力やかけがえのなさを実感することになった。これには山本も自信を得たようで「愛情深い彼氏として胸張りますんで(中略)開き直って先輩への想いをガチガチに固めたこの俺」と自称。はなから「俺の方が好きです」と好き度のマウント合戦という幸せしかない空間が広がっていた。穂香も、常に自分の愛情が負け前提であることに“悔しい”と漏らし、おあいこな2人がかわいらしい。
穂香は古賀に、山本と付き合うようになってからの変化について「人から大事にされると“あ〜自分って大事だったんだ”って思えるようになった」と話していたが、それはもちろん山本にとっても同じことだ。いくら自分の作った料理や家事を好きな相手が喜んでくれることに幸せを感じると言ったって、やっぱり直接的な愛情表現だって時には欲しいだろう。
「知博くんにはちゃんと実感してほしいの。自分が愛されてるんだって」と大胆な行動に出た穂香だったが、次週2人の関係性にはどんなさらなる変化が待ち受けているのだろうか。古賀の中にもやはり穂香の存在がいるようで、このまま彼は大人しく引き下がるのだろうか。
■放送情報
『わたしのお嫁くん』
フジテレビ系にて、毎週水曜22:00~22:54放送
出演:波瑠、高杉真宙、前田拳太郎、仁村紗和、ヒコロヒー、竹財輝之助、古川雄大、中村蒼ほか
原作:柴なつみ『わたしのお嫁くん』(講談社『Kiss』連載)
脚本:橋本夏
音楽:橋本由香利
プロデュース:中野利幸(フジテレビ)
プロデューサー:芳川茜(共同テレビ)、山崎淳子(共同テレビ)
演出:紙谷楓(共同テレビ)、城宝秀則(共同テレビ)、水戸祐介(フジテレビ)
制作協力:共同テレビ
制作・著作:フジテレビ
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