ラッセル・クロウが実在したエクソシスト役に 『ヴァチカンのエクソシスト』7月公開
ラッセル・クロウ主演のホラー映画『The Pope’s Exorcist』が、『ヴァチカンのエクソシスト』の邦題で7月14日に公開されることが決定。あわせて日本版予告編とポスタービジュアルが公開された。
本作は、カトリック教会の総本山ヴァチカンのローマ教皇に仕え、生涯で数万回の悪魔祓いを行った実在のチーフ・エクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父を題材にしたホラー映画。アモルト神父が人間に取り憑いた“邪悪な悪魔”との壮絶な戦いを記した著書『エクソシストは語る』を基に、『ガンズ&ゴールド』『オーヴァーロード』のジュリアス・エイヴァリーが映画化した。実在したエクソシストを演じるチャンスに魅力を感じたというクロウは、本作が初のホラー作品主演となった。共演には、『ドント・ブリーズ』のダニエル・ゾヴァット、『ドクター・スリープ』のアレックス・エッソー、『続・荒野の用心棒』のフランコ・ネロらが名を連ねている。
1987年7月サン・セバスチャン修道院。アモルト神父(ラッセル・クロウ)はローマ教皇から直接依頼を受け、憑依されたある少年のに向かう。変わり果てた姿。絶対に知りえないアモルト自身の過去を話す少年を見て、これは病気ではなく“悪魔”の仕業だと確信。若き相棒のトマース神父とともに本格的な調査に乗り出したアモルトは、ある古い記録に辿り着く。中世ヨーロッパでカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判。その修道院の地下に眠る邪悪な魂。全てが一つに繋がった時、ヴァチカンの命運を握る、凄惨なエクソシズムが始まる。
公開された日本版ポスターでは、十字架を持つクロウが大きく写し出され、「悪魔は存在する。今でも」というキャッチコピーが添えられた。
あわせて公開された予告編は、悪魔に取り憑かれた少年が赤い鳥を口から吐き出すシーンから始まる。恐ろしい声で「神父を呼べ」と命令し、ヴァチカンから駆け付けたアモルト神父と対峙する姿が描かれている。
■公開情報
『ヴァチカンのエクソシスト』
7月14日(金)全国公開
監督:ジュリアス・エイヴァリー
出演:ラッセル・クロウ、ダニエル・ゾヴァット、アレックス・エッソー、フランコ・ネロ
ガブリエーレ・アモルト著『An Exorcist Tells His Story』および『An Exorcist: More Stories』に基づく
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
原題:The Pope’s Exorcist
公式サイト:https://www.vatican-exorcist.jp