『THE FIRST SLAM DUNK』韓国の鑑賞者プレゼントは日本より豪華?
一方、韓国では、日本よりも少しだけ豪華な入場者プレゼントが配られていたようだ。公開以来、毎週イベントを行ってきたようで、最初は「キャラクターポスター」や「安西先生タプタプステッカー」など日本と変わらないものだったが、9週目からは「キャラクターアクリルスタンド」となっている。入場者プレゼントというよりは、鑑賞後にチケットを見せれば先着でもらえるグッズということで、全員に配る必要がないからだろうか、少し日本よりも豪華でオリジナリティのあるグッズになっている。こういった継続的なプレゼントの取り組みに対し、最新のステッカープレゼントの投稿には「もうもらえないと思ってたけど、続けてくれてありがとう!」「毎週プレゼントをくれてありがとう。チケットを予約するのは疲れるけど楽しい」と多数コメントが寄せられており、まだまだ人気が衰えないようだ。
ちなみに韓国では、本作にちなんだイベントも頻繁に行われている。4月5日には主題歌を手がけた10-FEETが舞台挨拶とライブイベントを行ったり、桜木花道の誕生日にちなんだ抽選プレゼント企画やキャラクターたちが映るフォトブースが設置されていたり。また、韓国のニュースウェイによると、1月に開かれたポップアップストアには、限定版のユニフォームとフィギュアを購入するための行列が続いたとのことだ。
本作は、今までに夢中になっていたファンたちはもちろん、『SLAM DUNK』の詳しい内容を知らない人も楽しめる内容になっている。そして見慣れた2Dではない、現実世界との狭間にあるようなリアルさを体感できる3DCGアニメーションと主人公の葛藤が現れる人間味のあるストーリー、ノリノリになれる音楽が国籍関係なく、全ての世代の胸に刺さった。
■公開情報
『THE FIRST SLAM DUNK』
公開中
原作・脚本・監督:井上雄彦
演出:宮原直樹、北田勝彦、大橋聡雄、元田康弘、菅沼芙実彦、鎌谷悠
キャラクターデザイン:井上雄彦、江原康之
CG ディレクター:中沢大樹
作画監督:江原康之
サブキャラクターデザイン:番由紀子
モデルSV:吉國圭、BG
プロップSV:佐藤裕記、R&D
リグSV:西谷浩人
アニメーションSV:松井一樹
エフェクトSV:松浦太郎
ショットSV:木全俊明
美術監督:小倉一男
美術設定:須江信人
色彩設計:古性史織
撮影監督:中村俊介
編集:瀧田隆一
音響演出:笠松広司
録音:名倉靖
キャスティングプロデューサー:杉山好美
音楽プロデューサー:小池隆太
2Dプロデューサー:毛利健太郎
CGプロデューサー:小倉裕太
アニメーションプロデューサー:西川和宏
プロデューサー:松井俊之
声:仲村宗悟、笠間淳、神尾晋一郎、木村昴、三宅健太
オープニング主題歌:The Birthday(UNIVERSAL SIGMA)
エンディング主題歌:10-FEET(EMI Records)
音楽:武部聡志、TAKUMA(10-FEET)
アニメーション制作:東映アニメーション、ダンデライオンアニメーションスタジオ
配給:東映
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