『水星の魔女』“編入生”の登場で早くも不穏な空気が漂う ニカの葛藤に隠された真意は?
そのような中で、突如として2人の編入生が現れた。ソフィとノレアだ。ソフィはスレッタに対し「スレッタお姉ちゃん」と親しみを込めて呼ぶが、本当の目的はフォルドの夜明けのスパイとして送り込まれた人物だった。ここで明らかになったのはニカの正体。Season1第9話「あと一歩、キミに踏み出せたなら」でもシャディクと繋がりのある描写が描かれていたが、第13話ではノレアとの会話の中でニカが2人と同様にダミー会社から送られた人物であるということが明確に提示される。だが、単純にニカがスパイであると考えてしまうのは時期尚早だろう。というのも、ノレアに対して「私も地球寮のみんなもこれ以上危険な目に巻き込まれたくない」と発言していることからも明らか。おそらくニカは何かしらの目的を実現するためにシャディクに連絡係として協力させられていると考えるのが妥当だ。
オープンキャンパスで盛り上がる中、ガンダム・ファラクトを奪おうと画策するソフィとノレア。そこにニカが現れダミー会社との関わりを暴露すると脅迫する。だが、ノレアは「話になりませんね」と一蹴。ファラクトを使ってニカを踏み潰そうとした途端、スレッタが間一髪で救援に駆けつける。そこでスレッタが提示したのは学園のルールに則った決闘。その申し出をソフィは快諾し、ニカの生死をかけた決闘が始まることになった。
序盤の賑やかで明るい雰囲気からソフィとノレアの登場によって、一気に不穏な展開へと進んでいった第13話。ソフィとノレアの真の目的とは……。果たして、スレッタは仲間を守るため、彼女たちに勝つことができるのか。
※記事初出時、タイトルの表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
■放送情報
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
Season2:MBS/TBS系全国28局ネットにて、毎週日曜17:00〜放送
企画・制作:サンライズ
原作:矢立肇、富野由悠季
監督:小林寛
出演:市ノ瀬加那(スレッタ・マーキュリー)、Lynn(ミオリネ・レンブラン)、阿座上洋平(グエル・ジェターク)、 花江夏樹(エラン・ケレス)、古川慎(シャディク・ゼネリ)
シリーズ構成・脚本:大河内一楼
キャラクターデザイン原案:モグモ
メインキャラクターデザイン:田頭真理恵、
キャラクターデザイン:戸井田珠里、高谷浩利
メカニカルデザイン:JNTHED、海老川兼武、稲田航、形部一平、寺岡賢司、柳瀬敬之
音楽:大間々昂
©創通・サンライズ・MBS
公式サイト:g-witch.net
公式Twitter:@G_Witch_M
公式TikTok:@g_witch_m