『ピーターラビット2』は吹替と字幕で2度楽しめる! 千葉雄大が“モフワル”なウサギを好演

『ピーターラビット2』は2度楽しめる!

 3月24日の日本テレビ系『金曜ロードショー』で、『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』(2021年)が放送される。本編ノーカットで地上波初放送ということで、世界中で愛されるモフモフでかわいいウサギのピーターが“ワル”に挑戦する大冒険の物語をたっぷりと楽しめる!

 ビアトリクス・ポターの児童書『ピーターラビット』シリーズは、かわいらしいウサギたちのイラストがグッズ化もされて親しまれ、愛され続けている。2018年に実写映画の『ピーターラビット』が公開された際は、原作から抱いていた印象よりもかなりアグレッシブで、やや驚いたのを覚えている。でも、ピーターたちのモフモフ感がたまらなく、絵本から飛び出して動き回るウサギたちの姿に大いに笑わされ、元気をもらった。

 その続編『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』では、ピーターはイギリスの湖水地方を飛び出し、大都会グロスターの街へと向かう。そこで、ピーターの父親の親友だったと語るバーナバスと出会ったピーターは、彼からタフな生き方を教えられ、頼もしい父親のように慕うようになる。だが、バーナバスの教えは盗みをすることなど危険で悪いことばかり。湖水地方からピーターの妹や仲間もやって来るが、彼らは人間に捕まってしまい大ピンチに! 果たして、ピーターは正しい決断をできるのか……?

 ピーターの日本語吹き替えを担当しているのは、前作から続投の千葉雄大。本作のサブタイトルにもなっている、新キャラクターのバーナバスの声は哀川翔が担当している。

 千葉は、先日最終回を迎えた『星降る夜に』(テレビ朝日系)などに出演する一方、『金田一少年の事件簿R』や『ポケットモンスター サン&ムーン』といったTVアニメや、『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』などで声優としても活躍しており、ピーターの日本語吹き替えも生き生きと演じている。

 哀川は、連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合)に出演中で、木戸豪役が好評を博している。声の仕事は、ゲーム『龍が如く5 夢、叶えし者』で経験済みだ。

 ピーターのオリジナル吹き替えは、イギリスの俳優でコメディアンとしても人気のジェームズ・コーデンが担当。彼は、トム・クルーズやレディー・ガガなど有名ゲストが続々と出演するトークバラエティ番組『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン』の司会としても人気を呼んでいる。トークが秀逸なので、『ピーターラビット』の製作が発表された当時、コーデンがピーターの声を演じると聞いて、絶対に面白いものになるに違いないと確信した。

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