TVアニメ『葬送のフリーレン』主役の声優は種﨑敦美 新ビジュアル&初のPVも公開
アニメ『葬送のフリーレン』が2023年秋に放送されることが決定し、主演声優、メインスタッフなど新情報が発表された。
本作は、勇者とそのパーティによって魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、勇者と共に魔王を打倒した、千年以上生きる魔法使い・フリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路が描かれていくファンタジードラマ。コミックスは山田鐘人が原作、アベツカサが作画を務め、既刊第9巻で累計発行部数800万部を突破した。2021年には「マンガ大賞2021」大賞、「第25回手塚治虫文化賞」新生賞を受賞している。
勇者ヒンメルたちとともに10年に及ぶ冒険の末に魔王を打ち倒し、世界に平和をもたらした魔法使いフリーレン。千年以上生きるエルフである彼女は、ヒンメルたちと再会の約束をし、独り旅に出る。それから50年後、フリーレンはヒンメルのもとを訪ねるが、50年前と変わらぬ彼女に対し、ヒンメルは老い、人生は残りわずかだった。その後、死を迎えたヒンメルを目の当たりにし、これまで“人を知る”ことをしてこなかった自分を痛感し、それを悔いるフリーレンは、“人を知るため”の旅に出る。その旅路には、さまざまな人や出来事との出会いが待っていた。
主人公フリーレンを演じるのは、 『SPY×FAMILY』のアーニャ・フォージャー役、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』ダイ役などの種﨑敦美。監督は『ぼっち・ざ・ろっく!』のヒットが記憶に新しい斎藤圭一郎が務める。シリーズ構成は『ACCA13区監察課』の鈴木智尋、キャラクターデザインは『takt op.Destiny』の長澤礼子、音楽は『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』のEvan Call、アニメーション制作は『ワンパンマン』や『Sonny Boy -サニーボーイ-』などのMADHOUSEが担当する。
あわせて新ビジュアルと初のPVも公開。新ビジュアルには木々と城下町の風景の中を旅するフリーレンが描かれている。PVには、魔王討伐後に新たな冒険へと旅立つフリーレンの姿が、種﨑のキャラボイスと劇中音楽とともに映し出されている。
コメント
種﨑敦美(フリーレン役)
フリーレンの声を演じさせていただきます、種﨑敦美です。
フリーレンの瞳が好きです。言葉にしなくても、フリーレンの目線が、
口元が、たくさんのことを語ってくれている気がします。
たった10年の冒険の、長い長いその後。
生きとし死せる、全ての人たちへ捧ぐべく大切に大切に制作しております。
たくさんの方に届いたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
斎藤圭一郎(監督)
作品について考え、どのような映像になれば観てくれる人にとってベストなアニメになるのか考える毎日……フリーレンにとっては短い間かも知れないですが、自分にとってはかけがえの無い日々になりそうです。
スタッフやキャストも素晴らしい方々ばかりで、愛すべきキャラクターや物語をきっとより良い形でお届け出来ると思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
鈴木智尋(シリーズ構成)
初めて原作を読んだ時の印象は、なんて繊細で優しいお話だろう、というものでした。なのでそういった空気感、感じた心地良さをどうにかそのままお届けできるよう力添えできればと思います。斎藤監督を始めとする素晴らしいスタッフ陣もこの作品に愛を注いでおり、最高の映像に仕上げて下さるはずですので、どうぞ楽しみにお待ちください。
長澤礼子(キャラクターデザイン)
魅力的なキャラクターが次々と登場する作品なので、一人一人大切にデザインさせていただいています。原作の空気感を感じてもらえるような絵作りができるよう、総作画監督としても頑張っていきたいと思います。
Evan Call(音楽)
音楽の依頼の話が来た時にとても嬉しかったです。原作を読んでみたら、私の好きな要素が全て入って、読みながら音楽を想像していました。実際音楽を作り始めてからも、何度もフリーレンの物語が私の心の琴線に触れました。この素晴らしい物語と共に、私の音楽を皆さんに披露できる日をとても楽しみにしています。ぜひ楽しみにしていてください!
■放送情報
『葬送のフリーレン』
2023年秋放送
キャスト:種崎敦美
原作:山田鐘人、アベツカサ『葬送のフリーレン』(小学館『週刊少年サンデー』連載中)
監督:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン:長澤礼子
音楽:Evan Call
アニメーション制作:MADHOUSE
©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
公式サイト:https://frieren-anime.jp
公式Twitter:https://twitter.com/Anime_Frieren