『葬送のフリーレン』アニメ化決定 山田鐘人「制作陣の皆さまの熱意に驚かされています」

 『週刊少年サンデー』(小学館)で連載中の漫画『葬送のフリーレン』がアニメ化されることが決定した。

葬送のフリーレン
 本作は、勇者とそのパーティによって魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、勇者と共に魔王を打倒した、千年以上生きる魔法使い・フリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路が描かれていくファンタジードラマ。コミックスは山田鐘人が原作、アベツカサが作画を務め、9月15日の最新第9巻発売で累計発行部数720万部を突破した。そして2021年には「マンガ大賞2021」大賞、「第25回手塚治虫文化賞」新生賞を受賞している。

 勇者ヒンメルたちとともに10年に及ぶ冒険の末に魔王を打ち倒し、世界に平和をもたらした魔法使いフリーレン。千年以上生きるエルフである彼女は、ヒンメルたちと再会の約束をし、独り旅に出る。それから50年後、フリーレンはヒンメルのもとを訪ねるが、50年前と変わらぬ彼女に対し、ヒンメルは老い、人生は残りわずかだった。その後、死を迎えたヒンメルを目の当たりにし、これまで“人を知る”ことをしてこなかった自分を痛感し、それを悔いるフリーレンは、“人を知るため”の旅に出る。その旅路には、さまざまな人や出来事との出会いが待っていた。

 あわせて公開されたビジュアルには、輝く月をバックに何かを見据え、杖を構える主人公・フリーレンが描かれている。

コメント

山田鐘人(原作)

読者の皆様と、作画のアベツカサ先生のおかげでアニメ化することができました。
とても感謝しております。
アニメの制作現場でお話を聞いたり、設定画を毎回送って頂いたりして、制作陣の皆さまの熱意に驚かされています。
フリーレンについて、いろいろと考えてくれていることもとても嬉しいです。
アニメで動くフリーレンたちを楽しみにしています。
これを励みに、より良い作品を紡いでいけるように頑張ります!

アベツカサ(作画)

葬送のフリーレンがアニメになります! 夢のようです。
いつも応援してくださる読者のみなさん、本当にありがとうございます。
そして原作の山田先生と、この作品に関わるすべての人に感謝を。
彼らが動き出すのをワクワクしながら楽しみに待っています。
本当にありがとうございます。楽しみ!

葬送のフリーレン
©山田鐘人・アベツカサ/小学館

■作品情報
『葬送のフリーレン』
原作:山田鐘人・アベツカサ『葬送のフリーレン』(小学館『週刊少年サンデー』連載中)
©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
公式サイト:http://frieren-anime.jp
公式Twitter:http://twitter.com/Anime_Frieren/

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