宮野真守、山里亮太と初めての映画談義に「嬉しかった」 ステージでの共演計画も?

宮野真守、山里亮太とステージでの共演を熱望

 映画好きのゲストがオススメ作品を語る、WOWOWで放送・配信中の映画情報番組『フライデーミッドナイトシアター』。司会の山里亮太がゲストと映画の深掘りトークを繰り広げる。

 3月のゲストとして登場するのは、声優をはじめ、俳優、歌手など多岐にわたる活躍を見せる宮野真守。今回は、3月にWOWOWで放送される作品の中から、宮野がオススメ映画として、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』『SING/シング』『12人の優しい日本人』の3作品をセレクトして、兼ねてより親交の深い山里と共にそれぞれの映画の魅力を語り合った。

 リアルサウンド映画部では、本番組の収録後に宮野にインタビューを行い、山里と映画について語り合う中で感じたことや、自身の映画への想いなどについて話を聞いた。

「山ちゃんと一緒にステージに立ちたい」

――はじめに、この番組への出演が決まった時の率直な気持ちについて、振り返って聞かせてもらいたいです。

宮野真守(以下、宮野):山ちゃんと映画についてお話しするっていうのは今までになかった機会だったので、すごい楽しみだなと思っていました。

――今回の番組を通して、お二人は、もはや「親交が深い」という一言では表せないぐらい深い仲であることが伝わってきました。

宮野:昔から一緒に仕事をしていて、しかも初めて出会った当時は、二人とも今よりもまだまだ「これから頑張っていくぞ」という若いエネルギーに満ち溢れていた時だったので(笑)、すごく意気投合して。それで今も、当時一緒に喋らせていただいていた空気感がいつまでも抜けないという(笑)。この関係性を知らずに我々が喋っているところを見た人たちは、きっとびっくりするぐらいの会話のテンポだと思うんですけど。

――まるで漫才のような掛け合いですよね。

宮野:ああいう空気感でいつもやらせていただいていたので、今もずっと同じようにできているのが嬉しいです。ただ今回の収録、ほとんど番組の内容と関係ない話も多かったので、あとは編集がどうなるかですね(笑)。昔、僕らが一緒にラジオをやっていた時も、すぐ脱線してなかなか本題に行かないみたいなことが多かったのを思い出しました。

――今までは、山里さんと映画について深く語り合う機会はあまりなかったとのことですが、今回話してみて感じたことや、新しく気付いた山里さんの一面などがあれば教えてください。

宮野:そもそもこの番組のお話を頂いた時に、「あれ、山ちゃんって映画好きなんだっけ?」って思ったんですよ(笑)。はじめは僕の中で山ちゃんと映画が結び付かなかったからこそ、山ちゃんが映画を語っている姿が非常に面白かったです。特に、山ちゃんがお勧めしてくれた『サマータイムマシン・ブルース』について話し合っている中で、山ちゃんが映画と合わせてヨーロッパ企画さんの舞台も鑑賞しているというお話を聞いて、お芝居に対してこんなにもいろいろと積極的に鑑賞したりするんだなと思って、なんか嬉しくなったんです。僕自身、やっぱり舞台で表現することがとても好きだからこそ、山ちゃんにも観てもらえるような作品を作りたいし、なんなら、山ちゃんと一緒にステージに立ちたいなという思いが非常に強くなってきましたね。

――番組の中でも、「一緒にお笑いライブをやりたい」というお話が出ていましたね。

宮野:とにかく山ちゃんと一緒にステージに立って何かやりたいんですけど、きっと「お芝居をやりたい」って言ったら絶対やってくれないだろうから(笑)。だから、お笑いライブなら一番実現できるのかなって。以前、山ちゃんが企画するお笑いライブに僕も参加させていただいたことがあって、今回お話しする中で、その時の楽しかった記憶とかを思い出したんですよね。またああいう空気感を味わいたいなと思います。

――「もしライブをするとしたら、コントか漫才か」というお話もありましたが、山里さんがコントが苦手というお話も面白かったです。

宮野:お芝居に対して本当に苦手意識があるんでしょうね(笑)。ただ、僕は以前、山ちゃんが出演していた舞台を観に行ったことがあって、そこで山ちゃんが見事に演技されていたんです。役者としての山里亮太に、もっと自信を持ってほしいな(笑)。

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