菅生新樹、表現を通して「新しい自分に出会えた」 『凋落ゲーム』に生きる過去作での経験

菅生新樹が目指す、主演俳優たちの姿勢

俳優をしていなかったら「絶対にこんな自分に会えていない」

――これまで『凋落ゲーム』『初恋の悪魔』『トップギフト』に出演されて、俳優の面白さをどのように感じていますか?

菅生:自分がもし表現というものをしていなかったら、絶対にこんな自分に会えていないなと思うんです。ぐちゃぐちゃに泣いたり、血だらけになったり……役を通して自分ではない誰かの感情がわかるのって、僕が普通の日常生活を送るなかでは味わえないことで。毎回作品に入らせてもらうたびに、「自分は意外とこうなんだ」とか「こういう表情ができるんだ」という新しい発見ができて、面白いです。それと、作品が届いた皆さんから「1週間の楽しみ」とか、そういう声をいただけると、より自分も頑張ろうという気持ちになります。何か勇気を与えられる存在に少しでもなっていたら嬉しいなって。

――過去の2作での経験で『凋落ゲーム』に生かされたことはありましたか?

菅生:『トップギフト』と『初恋の悪魔』を経て、まだまだですけど、自分の役以外にもちゃんと目を向けられるようになってきたのかなと感じます。周りの登場人物がいて自分の役が存在するし、僕がセリフを発する相手との関係性を掘っていけるようにならなきゃなと思っていて。作品の中での人間関係をちゃんと築き上げていきたいと思っていたので、自分の役ばかり見ずに役と役の関係性をちゃんと見たり、作品を通して自分の役を見ることが少しずつできてきているのかなとは思います。

『凋落ゲーム』©︎フジテレビ

――今考えている俳優としてのビジョンはありますか?

菅生:いろんなジャンルの作品と出会いたいので、自分の中での課題点や目標を細かく立てて、それを少しずつ達成して、表現することの面白さをもっと追求できればなと思います。より多くの作品に携わりたいです。

――目標にしている方、憧れている方はいらっしゃいますか?

菅生:憧れている方というと、この俳優さんのこういうところ、この俳優さんはこういうところとかになるんです。例えば『初恋の悪魔』だと林遣都さんの技術力ですね。数分前までは普通に喋っていたのに、現場に入って、ただ座って会話するだけで、あんなにバチバチに見えるんだというリアルな血走る目の感じとか、映像を通してもわかるんですけど、現場ではもっと迫力があるんです。技術もそうですし、林遣都さんの気持ちの持って行き方というのは、すごいなと思ったり憧れる部分でもありました。太賀さんや(柄本)佑さん、松岡(茉優)さんなど、先輩方を僕個人として現場で見ていて、すごいなと思う部分は全て憧れているので、そこを目指しているというか。そうやって作品を重ねていくにつれて、何かはっきりと明確に自分の強みを見つけていきたいです。

■放送情報
火曜ACTION!『凋落ゲーム』(全4回)
フジテレビにて、毎週火曜24:35~25:05放送(※関東ローカル)
出演:菅生新樹、水谷果穂、内藤秀一郎、那須ほほみ、丸山智己、森永悠希ほか
脚本:北浦勝大
演出:水戸祐介
プロデュース:大野公紀
©︎フジテレビ
公式Twitter:https://mobile.twitter.com/tue_action_fuji
公式Instagram:https://www.instagram.com/tue_action_fujitv/

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<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
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<応募締切>
3月7日(火)

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