西野七瀬、“集中力”が勝負だった『イチケイのカラス』裁判官役 田中亮監督の言葉が励みに

西野七瀬、裁判官役は“集中力”が勝負だった

父親と観た『トップガン マーヴェリック』に感動

ーー出演されてないシーンも多いですが、実際に完成した作品をご覧になっていかがでしたか?

西野:めちゃくちゃ面白かったです。自分自身も作品を楽しみにしていたので、自分が出ていないパートの台本はあまり深く読まずにいたんです。自分が出るシーンとその前後を読んでいたので、実際に映像でみなさんのお芝居を拝見して、すごく心を動かされるものがありました。邦画を観ることも少し久しぶりで……。

ーー普段は洋画を観ることの方が多いんですか?

西野:どちらかといえば洋画の方が多いかもしれませんね。

ーーそうなんですね。ドラマはどうですか?

西野:そうですね……。最近は、自分が観てみたいなと思った作品が、少し昔の90年代とかのドラマで、どこにも配信されていなかったり、レンタルしないと観れないような作品が多いんですよね。それで躊躇してしまうところがあって。でも、観たい作品はリストアップしてるので、いつか観れたらいいなと(笑)。

ーーちなみに、2022年に映画館で観た作品はありますか?

西野:すごくベタなんですけど、『トップガン マーヴェリック』をお父さんと2人で観に行きました。お父さんは前作をリアルタイムで観ているんですけど、私は全く知らずに観たんです。王道なお話がすごく良くて、めちゃくちゃ感動しました。

ーーお~、それはいいエピソードですね。

西野:そのあとに「じゃあ前作も一緒に観よう」という話になったんです。それで、お母さんも含めて一緒に家で観ることになったんですけど、そしたら「『トップガン』の公開当時はまだ出会う前か~」みたいな話を両親がし始めて。なぜか2人で観始めたので、私は部屋から出て行きました(笑)。

ーー(笑)。じゃあ西野さんは結局前作の『トップガン』は観ていないんですか?

西野:結局観てないです。1人で観ようと思いました(笑)。

ーーそのオチも含めていいエピソードでした(笑)。そんな西野さんですが、2022年も映画やドラマ、舞台などで大活躍でしたが、ご自身で振り返ってみていかがですか?

西野:どうなんだろう……。でも、お仕事も充実しつつ、お仕事以外の時間もかなり楽しんだ年になりました。2020年、2021年は、お仕事が立て込んでいたので忙しかったんですけど、2022年は少し時間があったので、初めて夏にリフレッシュできたり、いいバランスでお仕事ができた気がします。

ーー初めて夏に休みが取れたんですね。

西野:乃木坂46にいたときは夏に全国ツアーがあって、歌番組の特番もあったりして、なかなかお休みが取れなくて。2022年はお仕事以外で初めてちゃんと夏を感じられた年になりました。

ーー2023年はどのような1年にしたいですか?

西野:変わらず、2022年と同じような感じでやっていきたいです。自分の中で明確な目標とかはないんですが、楽しみな気持ちが大きいです。どんな作品、どんな人たちと出会えるか、私自身も楽しみにしています。

■公開情報
映画『イチケイのカラス』
全国公開中
出演:竹野内豊、黒木華、斎藤工、山崎育三郎、柄本時生、西野七瀬、田中みな実、桜井ユキ、水谷果穂、平山祐介、津田健次郎、八木勇征、尾上菊之助、宮藤官九郎、吉田羊、向井理、小日向文世
原作:浅見理都『イチケイのカラス』(講談社モーニングKC刊)
監督:田中亮
脚本:浜田秀哉
音楽:服部隆之
主題歌:Superfly「Farewell」
配給:東宝
製作:映画「イチケイのカラス」製作委員会
©2023浅見理都/講談社・映画「イチケイのカラス」製作委員会
公式サイト : https://ichikei-movie.jp
公式Twitter : @ichikei_cx
公式Instagram : @ichikei_mimamoru

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