『invert 城塚翡翠 倒叙集』妖艶キャラで心に寄り添う清原果耶 真に関する情報も明らかに

『城塚翡翠』清原果耶の妖艶キャラが光る

 “倒叙集”であるにもかかわらず、騙された。

 ファーストシーンで、血に濡れた包丁を持った人物がいたら、誰だってそいつが犯人だと思うだろう。しかも、本作は倒叙集。当たり前のように、蒼汰(福崎那由他)が女性を殺したのだと思っていた。しかし、『invert 城塚翡翠 倒叙集』(日本テレビ系)第3話は、ラスト10分でどんでん返しが巻き起こる。なんだか、前シリーズの『霊媒探偵 城塚翡翠』を彷彿とさせるような展開となった。

 まずは、何の罪もない少年が、殺人犯にされなくて本当によかった。死に場所を探して山奥の別荘にたどり着いた蒼汰は、まさか自分が殺人事件の現場に立ち会うことになるとは思ってもみなかったはずだ。しかも、気絶してしまったのをいいことに、ほかの人の罪を着せられることになるなんて。もしも、翡翠(清原果耶)がやってこなければ、殺人犯に仕立て上げられていたと考えると、ゾッとする。

 それにしても、翡翠にトラップを仕掛けられるたびに、いちいち本気で照れる蒼汰はウブでかわいかった。「女性への緊張と、ウソをつく時の緊張を見分ける必要があるんです。決して、年下の男の子をからかうのが楽しいわけじゃありませんからね」と言いながら、ノリノリで色恋を仕掛けていく翡翠にも、クスッとさせられた。今までは、年上男性を誘惑することが多かったため、上目遣いやドジっ子キャラなど可愛いをアピールしてきた翡翠。今回は、お姉さん全開で妖艶キャラを演じていく。しかし、ただ誘惑するだけでなく、蒼汰の心に優しく寄り添う場面もあった。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる