『SPY×FAMILY』ロイドのことが好きすぎる! 佐倉綾音演じるフィオナのギャップに注目

『SPY×FAMILY』フィオナのギャップ

 口調は冷たく、何を考えているか分からないポーカーフェイスとは一変。フィオナの心の中は激しく、喜怒哀楽の表現は豊かで、様々な妄想を繰り広げている。彼女が感情を押し殺しているのは、昔ロイドに「スパイとして本音を表に出すな」と言われたからである。教えを守り続けてきたことに、ロイドに対する愛や忠誠心を感じる。

 そんなフィオナでも、表情を崩した瞬間がある。ロイドがヨルやアーニャと楽しそうに笑っている姿を目にした時だ。その場にいたたまれなくなりフォージャー家を後にすると、雨の中、傘もささずに歩いていく。追いかけたロイドに向けたフィオナの表情は、雨の雫が涙のように頬を伝い、切なかった。これまでのコメディ要素満載のアニメから、大人の恋愛模様を描いたドラマチックなアニメへとがらりと変わったのである。

 フィオナ役を演じたのは『五等分の花嫁』で中野四葉役、『僕のヒーローアカデミア』で麗日お茶子役を務めた佐倉綾音。感情が乗らない声も、反対にロイドに対する情熱的な心の声も、見事に演じ分けていた。

 任務のためでなく、ロイドへの恋心が故に「妻役を代わりたい」と主張するフィオナは、フォージャー家に一波乱もたらしそうな存在である。だが、彼女のロイドに対するあまりにも大きな愛や覚悟を目の当たりにすると、心の中で少し応援してしまう。

ロイドとフィオナがタッグを組んでテニス勝負へ 『SPY×FAMILY』第22話場面写真公開

テレビ東京ほかにて毎週土曜23時より放送中のTVアニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』第22話の場面写真が公開された…

■放送情報
『SPY×FAMILY』
テレビ東京ほかにて、毎週土曜23:00~23:30放送
原作:遠藤達哉(集英社『少年ジャンプ+』連載)
監督:古橋一浩
出演:江口拓也、種﨑敦美、早見沙織、吉野裕行、甲斐田裕子、山路和弘、小野賢章、藤原夏海、加藤英美里
キャラクターデザイン:嶋田和晃
総作画監督:嶋田和晃、浅野恭司
助監督:片桐崇、高橋謙仁、原田孝宏
色彩設計:橋本賢
美術設定:谷内優穂、杉本智美、金平和茂
美術監督:永井一男、薄井久代
3DCG監督:今垣佳奈
撮影監督:伏原あかね
副撮影監督:佐久間悠也
編集:齋藤朱里
音楽プロデュース:(K)NoW_NAME
音響監督:はたしょう二
音響効果:出雲範子
制作:WIT STUDIO×CloverWorks
©遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会
公式サイト:https://spy-family.net/
公式Twitter:https://twitter.com/spyfamily_anime
公式LINE:https://lin.ee/evp4YiJ
公式Instagram:https://www.instagram.com/spy_family_official/

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