『ボーイフレンド降臨!』渉への嫉妬心が加速させるかしこの恋 髙橋海人の“包容力”も
「認めます! 私、アサヒくんのこと、めっちゃ好きだ」
かしこ(桜井ユキ)が、アサヒ(髙橋海人)への恋心を認めた『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)第4話。“嫉妬は恋のエッセンス”という言葉のとおり、渉(田中みな実)への嫉妬心が、かしこの恋を加速させていく。
だが、恋のライバルとして、渉はかなり手強い存在だ。自分の気持ちを素直に伝えられるし、「助けて」と甘えてみることもできる。アサヒが、「お世話になった2人にお礼がしたい」と計画した“デート”でも、かしこ&渉の違いが浮き彫りに。「できない!」とアサヒに甘える渉に対して、ある程度のことはこなせてしまうかしこは、可愛げがなく見えてしまうのだ。ローラースケートをしている時も、アサヒは「手を離さないでね!」と言う渉に付きっきり。スイスイ滑れてしまうかしこは、ひとりぼっち。
しかし、そんなかしこのことも、アサヒはちゃんと見てくれている。かしこが転んだ時には真っ先に駆けつけてくれたし、優しく手を差し伸べてくれた。ふだんは甘えたなアサヒが、颯爽とした滑りを見せたのも、ときめかせるポイント。かしこも妙に意識をしてしまい、差し伸べられた手を握り返すことができなかった。
それでも、「照れてる?」なんて安易にツッコまないのが、アサヒの魅力のひとつ。ちょっぴり気まずくなった空気を打破するために、「お腹、空きません?」と微笑みかけてくれるのだ。母性本能をくすぐるタイプのアサヒだが、包容力を感じさせる瞬間もある。何を言っても、「大丈夫だよ」と包み込んでくれるような。
だからこそ、アサヒはかしこと結ばれてほしい……と思ってしまう。どんなに傷ついても「大丈夫」と強がり、自分の足で立ち上がってきたかしこの、甘えられる場所になってあげてほしい。渉と違い、大声でアピールができないタイプだからこそ、アサヒの繊細な優しさが必要なのだ。