松本穂香、ホラーならではの表情の演技に挑戦 『“それ”がいる森』相葉雅紀との共演秘話も

松本穂香、ホラーならではの“表情の演技”

「ホラーは純粋に楽しんで観られるジャンル」

松本穂香

ーーホラー映画といえば、特徴的なのは表情の演技です。

松本:表情に関しては、今回すごくいろいろ監督に演出していただきました。幽霊に対して怖がるお芝居は過去にしたこともあったんですが、今回はまた想像のつかないような恐怖感だったので、「もっと目を見開いて」とか「もっと息を多めで」とか、監督から都度都度指示をいただいて。とりあえず自分の中でマックスに怖がっている表情を出していくのがちょうどいいのかなと思っていたんですが、それでも全然足りていなかったので、表情の演技はやっぱり難しかったですね。普段のお芝居でやってきたものとはガラッと違うゾーンでした。

ーー松本さんはホラー映画がお好きなんですよね。

松本:はい。好きでよく観ます。昔からよく観ていたんですけど、ここ数年でより観るようになりました。

ーーそれは何かきっかけがあったんですか?

松本:怖いものは昔から好きだったんですけど、このお仕事をしていると、映画を観るのも“お仕事の延長線上”のようになってしまうことがあって。そういう意味ではホラーって、この人のお芝居がどうとかはあまり関係なく、純粋に楽しんで観られるジャンルだと思うんです。

ーーなるほど、たしかにそうですね。

松本:邦画で同年代の人が出ていたりすると、よりそういうふうに考えちゃったりもするので、あまり考えずに楽しめるところがホラー映画の好きなところですね。

松本穂香

ーー先ほど子供たちの話がありましたが、松本さんご自身は小学生時代どういうタイプでしたか?

松本:幼稚園の頃からずっと、「とにかくおとなしい」って先生に言われ続けていました(笑)。小学校のときも、大人数で一緒に、みたいなタイプではなかったですね。

ーーお芝居に興味を持ち始めたのはいつぐらいだったんですか?

松本:本格的にお芝居のお仕事をしようと思ったのがいつだったのかはあまり思い出せなくて(笑)。漠然とした憧れはずっとあったと思うんですけど、高校で演劇部に入ったのが大きかったかもしれません。高校で演劇部に入るまで、何かを続けられた経験がなくて、褒められた経験もそんなになかったんですけど、演劇部に入って演劇を3年間ずっと続けられたのと、そこで初めていろんな人に褒めてもらったりしたことが嬉しかったんだと思います。

ーーデビューしてから7年以上になりますが、ここ最近で心境の変化などはありましたか?

松本:ずっと悩みながら、考えながらっていうのは変わらないですね。ただ、周りの環境とかがちょっとずつ変わっているのもあって、今まではあまり自分の意見とかを言ってこなかったんですけど、ちょっとずつそうなっていってもいいのかなとは思っています。

■公開情報
『“それ”がいる森』
全国公開中
監督:中田秀夫
出演:相葉雅紀、松本穂香、上原剣心、江口のりこ、眞島秀和、宇野祥平、松浦祐也、酒向芳、野間口徹、小日向文世
脚本:ブラジリィー・アン・山田、大石哲也
企画・配給:松竹
制作プロダクション:松竹撮影所
©︎2022「“それ”がいる森」製作委員会

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松本穂香

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<リアルサウンド映画部 公式Twitter>
https://twitter.com/realsound_m

<応募締切>
10月24日(月)

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