『ちむどんどん』重子「私も琉装にすればよかった」に波子も二度見 2人は癒し系コンビに

『ちむどんどん』重子と波子は癒し系コンビ

 『ちむどんどん』(NHK総合)第18週「しあわせのアンダンスー」第90話では、暢子(黒島結菜)と和彦(宮沢氷魚)の披露宴に親族や友人、職場の面々が一堂に会する。新郎の青柳家からは、母・重子(鈴木保奈美)とお手伝いの波子(円城寺あや)が参列。暢子に対し「しーちゃんと呼んで」と素直な自分をさらけ出した重子が、披露宴の席でも「可愛い」とSNSで声が上がっている。

 この回で重子が親族を代表して挨拶するようなシーンはないものの、テーブルの隅から異様な存在感を放っている。色鮮やかな琉装を着た暢子を見て重子は「やっぱり私も琉装にすればよかったかしら」とやはり留袖での参加では満足がいかなかった様子。隣にいる波子も思わず二度見してしまう相変わらずのわがままっぷりだが、どこか可愛げも感じられる。暢子特製の沖縄プレートには「マーサンおいしい」と舌鼓を打つ。あれだけ嫌悪を露わにしていた沖縄の言葉でだ。

 その愛らしさは、暢子の弁当を食べ思わず「うんめえ!」と叫んだ波子とも近しいものを感じさせる。今後は重子と波子(名前もなんとなく似ている)の息の合ったコンビとして、『ちむどんどん』に癒しを与える存在になっていってほしいところだ。

■放送情報
連続テレビ小説『ちむどんどん』
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
※土曜は1週間を振り返り
主演:黒島結菜
作:羽原大介
語り:ジョン・カビラ
沖縄ことば指導:藤木勇人
フードコーディネート:吉岡秀治、吉岡知子
制作統括:小林大児、藤並英樹
プロデューサー:松田恭典
展開プロデューサー:川口俊介
演出:木村隆文、松園武大、中野亮平ほか
写真提供=NHK

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