『ちむどんどん』矢作(井之脇海)が帰ってきた! ピンチに陥った房子を三郎が救う?

『ちむどんどん』矢作が帰ってきた!

 「アッラ・フォンターナ」の元従業員・矢作(井之脇海)が帰ってきた! 店を突然去り、みんなに迷惑をかけたのに一体どうしたというのだろう。『ちむどんどん』(NHK総合)第17週が幕を開け、暢子(黒島結菜)は仕事とプライベートの両方について頭を悩ませることになる。

 矢作が店を訪れたのは、オーナーの房子(原田美枝子)から退職金をせびるためだった。彼が今さらそんなことを言い出したのには理由がある。噂によると、麻布の一等地に自分の店を出したはいいが、家賃の高さと売り上げが見合わず資金繰りに困っているらしい。

 その後、バックヤードから売上金と土地の権利書が何者かに奪われる事件が発生。現場の状況と、房子の目撃情報から犯人の正体は矢作の可能性が大きいということになった。しかし、元は大切な従業員の一人であった矢作に同情心があるのか、房子は警察に被害を届けようとしない。代わりに様々なトラブルを解決に導いてきた鶴見の三郎(片岡鶴太郎)に知らせようとする暢子だったが、房子に止められてしまった。

 その頃、田良島(山中崇)の元にも意外な人物が訪れていた。和彦(宮沢氷魚)の母・重子(鈴木保奈美)だ。社内の全員に聞こえるよう、大きな声で和彦と暢子の結婚に反対してほしいと田良島に頼み込む重子。それは事を大きくすることで、2人に罪悪感を植え付けるためだった。

 暢子のお弁当と和彦の手紙で、少しは緩和されるかと思った重子の行動が暴走し始めている。反対の理由は、家の格が合わないという一点のみ。だが、実際は暢子が和彦や史彦(戸次重幸)が愛した沖縄の出身であることが受け入れられないのだろう。

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